コラムファンタジー

オススメギャグ&スポーツアニメ3作品

      2016/04/02


 むかしのスポーツアニメといえば、血が滲むような特訓を重ね

必殺技で最強の敵を倒しチームを優勝に導く。いわゆる

“友情・努力・勝利”の三原則を掲げる「スポ根」モノが主流でした。


 

 ところが1981年のお茶の間に『ダッシュ勝平』が登場します。

主人公の勝平はバスケの試合そっちのけで、

あかねちゃんの純白パンティのために頑張ります。

 

それこそパンティが中心のトンデモない作品でした。

その後1983年に『キャプテン翼』が放映されると、

世間は”キャプつば”ブームが巻き起こります。

 

登場人物たちがルール無用の必殺シュートを次々に繰り出す、

すでにギャグなのかサッカーなのかも分からなくなってゆきました。


 

 とはいえこうしたアニメこそが名作として残り、

今も私たちの心に刻まれ続けているのも確かです。

 

試合中のピリピリとした緊張感、

そこにギャグが加わることで緩急が生まれ、

結果として作品の幅が広がっていたのかもしれません。


 

 ですので今回は”真剣だからこそおもしろい”を信条に、

筆者が選んだ「ギャグ&スポーツアニメ」3作を

紹介させて頂きます。


 









・『スラムダンク』

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【直接リンクへボールを入れるダンクシュート、

この作品で知った方も多いのでは?】




 

『SLAM DUNK(スラムダンク)』アニメ制作:東映動画


1993年10月~1996年3月(全101話)テレビ朝日にて放映。


※曲は大黒摩季さんやWANDSに ZARDなど、当節人気アーティストを多数起用。


 

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【通称”スラダン”と呼び慕われた本作は、

今なおファンを魅了し続けています】




 赤い髪が印象的な不良の桜木花道は、

湘北高校に入学した際その身長と運動能力を見込まれ、

主将の妹である赤木晴子からバスケ部に勧誘されます。

 

初心者だった花道ですが、晴子に一目ぼれしバスケ部へと入部。

 

同チームの流川楓(るかわ かえで)をライバル視しながら

バスケの面白さに目覚め、同時に自身の才能も開花させるのでした。


 

 夏のインターハイを目指しながら、

バスケを通して挫折や衝突を繰り返し成長する物語り。


 

 熱い展開と数々の名言でも名高いスラムダンクですが、

その端々に登場したコミカルな演出や

台詞にも惹き付けられます。

 

特に花道の不良仲間とのやり取りや応援、

そして定着してしまった主将・赤木の”ゴリラ”設定の演出には

、緊迫した場面でもテレビ前の私たちをホッと笑わせてくれました。

 

また花道の「庶民シュート」や「天才ですから」の台詞は

私たちを笑わせもしましたが、同時に心に残る”名台詞”でもありました。


 



・『テニスの王子様』

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【アニメCMで流れたリョーマの台詞

“まだまだだね”はいまだ耳に残ります】




『テニスの王子様』アニメ制作:トランス・アーツ


2001年10月~2005年3月(全178話)テレビ東京他にて放映。


『新テニスの王子様』アニメ制作:Production I.G、M.S.C


 

2012年1月~3月(全13話)テレビ東京他にて放映。


※劇場映画化回(65分+29分と87分の3本)並びに

OVA化2回(全34話と全10話)。


 

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[“テニプリ”として親しまれる本作には

個性豊かなキャラが多数登場しました]




 

 アメリカのテニスJr大会において、

過去4連続優勝を果たしたテニスの天才・越前リョーマ。

 

日本に帰国したリョーマは、テニスの名門である

青春学園中等部へ入学。

 

そして全国制覇を目指す青学テニス部へと入部し、

1年でありながらレギュラー入りします。

 

多くの強豪やライバルたちと戦い、

チームノメンバーと力を合わせ勝利する物語り。


 

 今も根強い人気を誇るテニプリですが、

作中にはファンも認めるギャグや名(迷)言が多数登場しました。

 

ですがそれもそのはず、実は作者である

許斐剛(このみ たけし)先生は神憑り的ギャグセンスを持つうえ、

大変なサービス精神の持ち主でもあるからです。

 

登場する”無我の境地”や”三つの扉”などは序の口で、

テニスなのに”ボクシングテニス”を展開したり、

跡部の決め台詞「俺様の美技に酔いな」は

名台詞としてファンの心に深く刻まれました。


 

 



 

 



・『イナズマイレブン』

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【”イナイレ”と呼ばれる本作は11人=1チームの

サッカー作品でしたので、結果として大変多くの

キャラが登場します】




『イナズマイレブン』アニメ制作:OLM TEAM WASAKI


2008年10月~2011年4月(全127話)テレビ東京系列他にて放映。


 

『イナズマイレブンGO』アニメ制作:OLM TEAM WASAKI


2011年5月~2014年3月(第1~3期まで全141話)


 

劇場映画は2014年6月に公開された最終作まで4作品が公開されました。


※原作は「妖怪ウォッチ」などでお馴染みの日野晃博さん(レベルファイブ)。


 

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【可愛い系や正統派キャラの他に、

奇抜なファッションの登場人物が

“普通”にいるのも特徴的でした。】




 メンバーが足りない弱小チームの雷門中学サッカー部でしたが、

キャプテンの円堂守は中学サッカーの全国大会

「フットボールフロンティア(※架空の大会)」の出場を目指し頑張っていました。

 

ところがある日、伝説のエースストライカーである豪炎寺修也が

雷門中学へと転校してきます。

 

とある事情で入部を拒んでいた豪炎寺でしたが、

廃部を賭けた帝国学園との戦いに加勢し必殺技の

“ファイアートルネイド”を炸裂させ勝利へと導くのでした。


 

 こうして多くの強敵やライバル校、

果ては神や次元を超えた相手とも戦うサッカーアニメ。


 

 公式が「超異次元サッカー」と公言してしまうほど

“とんでもない”アニメだったイナズマイレブン。

 

サッカーフィールドにロボットが現れたり

リモコンカーを操縦し戦うのは序の口で、

 

神様が降臨したり世界からサッカーが消されたり

異星人が現れたりと、どこまでがギャグでごこまでが

本気かわからなくなってしまいます。

 

ですが友情とサッカーへの思いは皆熱く、

テレビの前の私たちが「超異次元サッカー」へと

何時の間にか惹きこまれてしまった名作でもありました。


 




 

 以上が筆者の独断と偏見で選びました「ギャグ&スポーツアニメ」です。

 

こうして3作品を並べてみますと、

そのどれもが時代を代表するにふさわしい

名作であったように思えます。

 

そしてタイトルを短くした愛称呼びは今なお使われ、

それらはファンに深く愛されている証拠ではないでしょうか。

 

また作中での登場人物たちが、

何時も真剣に打ち込んでいる姿を私たちは見ているからこそ、

そのギャップに思わず笑いが出てしまうのかもしれませんね。


 

 それでは、また何処かでお逢いしましょう。





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