コラムファンタジー

年代別「SF」オススメアニメ3作品《80年代~》

      2016/04/02


 TVにマンガそして小説や映画などのSF作品から、

私たちはたくさんの夢や想像を掻き立てられてきました。

 

遠く離れた宇宙での冒険や見たことも無いような異星人、

タイムマシーンで恐竜時代に行ったり未来を覗き見たり、

そして異世界では恐ろしいモンスターにも出逢います。

 

そんなドキドキやわくわくを、

SFアニメの中ではいつでも身近に

体験することが出来ました。

 

地球を救うため遥か彼方を目指す船や天かける列車、

巨大ロボを操り敵を倒し超能力で魔神と戦ったりと、

こんなにも素敵なSFアニメ作品が私たちの

周りにはあふれているのです。


 

 そこで「80年代」「90年代」「2000年代」と3回に分けて、

筆者おすすめの「SFアニメ」を紹介させて頂ければと思います。

 

また今回はSF作品に重点を置きましたので、

なるべくロボットアニメは入れないように

しましたのでご了承ください。


 

 それでは初回の「80年代」からは、

以下の3作品を選んでみました。


 

 1980年代のSFアニメは「宇宙戦艦ヤマト」で

下地が作られていた後に、「機動戦士ガンダム」の登場で

一気にロボットアニメへと移行します。

 

さらに異星人との交流や文化交流なども描かれて、

どこか日常とSFとが同居するような作品が

増えたようにも思えました。


 









・『未来警察ウラシマン』

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【ときめく心~もしもなくしたら~♪

主題歌やEDは大変ノリのよい曲調でした】




『未来警察ウラシマン』アニメ制作:タツノコプロ


1983年1月~12月(全50話)フジテレビ系列にて放映。


 

※12話までは毎週日曜18時から放送、

13話以降は毎週土曜18時30分からの放送。


 

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【ルードヴィッヒは敵キャラながら人気もあり

挿入歌「クリスタルナイツネクライム」は名曲です】




 西暦2050年の”ネオトキオ”へと

「ウラシマ・エフェクト(※ウラシマ効果とは異なる)」により

1985年から現れた主人公は、

 

それ以前の記憶を失っていたのでやむなく

名前をウラシマ・リュウと名付けられました。

 

タイムスリップをしたリュウはその際”超能力”を

発動できるようになっており、

安全を考え機動分署マグナポリス38預かりになります。

 

ところが超能力が使えるため、

なし崩しで刑事にされてしまうのです。

 

こうしてリュウは、分署の3人の仲間たちと共に、

ネオトキオで暗躍する犯罪組織ネクライムと戦うのでした。


 

 明るくポップな画面と音楽、

そしてキャラ同士の軽快なトークも魅力的な作品です。

 

また当時考えられていたであろう未来を

思い描かせる設定が多数盛り込まれ、

色々と難しい言葉や専門用語が登場したお陰で

さらにSF感が増したように思われます。

 

特に後半でリュウがフューラーと対峙する

場面は名シーンであり、タイムスリップや

サイコレーザーなどまさにSFアニメと呼べる作品でした。


 



・『赤い光弾ジリオン』

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OPはキャラやメカが小気味良く

動き回り大変カッコイイものでした】




『赤い光弾ジリオン』アニメ制作:タツノコプロ


1987年4月~12月(全31話)日本テレビにて放映。


 

1988年6月OVA「歌姫夜曲」を発売。


※日本アニメ大賞にて多くの部門賞を独占しました。


 

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[ロボット(パワードスーツ)やメカでなく、

あくまでジリオン”銃”がメインの武器設定は新鮮でした]




 西暦2387年、植民惑星”マリス”で暮らす人類は、

ノーザ星人の侵略により滅亡の危機に陥ります。

 

人類の兵器ではノーザ星人に敵わぬと困窮していたその時、

未知の超文明から神秘の銃「ジリオン」をもたらされるのです。

 

マルス防衛軍はジリオン銃を持つにふさわしいエキスパート、

アップル、チャンプ、J.Jの3人を選抜すると

“ホワイトナイツ”を結成し、ノーザ星人と戦うのでした。


 

 セガの玩具「超高速光線銃ジリオン」販促アニメとして

放映されましたが、その人気は予想外に高く、

当時発売された多くのアニメ雑誌には何度も特集が

掲載れるほどでした。

 

また本作は完全懲悪ものでなく、

人類を襲うノーザ星人にもやむを得ない事情があり、

若い登場人物たちは多くの事柄に思い悩みます。

 

敵味方ともに魅力的なキャラクターも多く、

J.Jを付け狙うリックスやチームメイトのチャンプなどは、

主人公のJ.J同様に人気でした。


 



 

 



・『銀河英雄伝説』

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【作品中では多くのクラシック音楽が使われ、

作品をさらに荘厳で雄大なものにしました】




『銀河英雄伝説』アニメ制作:スタジオぴえろ


1988年劇場版映画『わが征くは星の大海』1993年『新たなる戦いの序曲』公開


 

1988年~1997年:4期に分けOVA全110話、

1992年:長編OVA『黄金の翼』、

1998年~2000年:OVA外伝全52話


 

※基本OVAでのリリース、後にテレビ東京や衛星放送などで放映


 

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【同盟軍の真似で帽子を頭上に投げたり

帝国軍の”卿”呼びで遊んだ方もいたのでは】




 遥か未来の銀河系宇宙、

そこでは銀河帝国軍と自由惑星同盟軍との

長きに渡る戦いが続けられていました。

 

そんな150年にも及ぶ戦闘膠着状態の中、

銀河帝国軍の若き美貌の軍人ラインハルトと

同盟軍の英雄にして天才ヤン・ウェンリーが現れます。

 

2人はそれぞれの事情や思想により軍職へと身を置き、

言葉も交わしたことの無い相手の

その指揮能力や軍事的才能を認め合うのです。

 

銀河の覇権をかけたスペースオペラ大作。


 今なお絶大な人気を誇るSF作品。

 

制作されたアニメはTV放映用ではなく、

現在でも珍しいOVA形式(当時はビデオ)で、

その話数は160話以上をも誇ります。

 

また戦記ものとしての要素も強く、

魅力的な登場キャラ数の多さでも定評があるために

、男性だけでなく多くの女性ファンをも虜にしました。


 




 

 以上「80年代」SFアニメから3本をご紹介させて頂きました。

当時のSFアニメは、私たち地球に住む者にとっては

未知の存在である、異星人との出逢いが増えた時期ではないかと思えます。

 

地球を異星人インビットに奪われた「機甲創世記モスピーダ」、

異文化同士の倫理観や宗教的概念さえ強かった「伝説巨人イデオン」、

「超時時空要塞マクロス」では異星人との文化交流さえもなれるのです。

 

また非勧善懲悪的な作品も増え始め、

作品が進むにつれ異星人側の目的や理由が作品が判明すると、

その解決方法や終わらせ方にファンは一喜一憂させられました。


 

 それでは、次回「90年代」でもよろしくおねがいします。





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