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こどもの日のこいのぼりの意味は?由来は?吹流し・天球・矢車の意味は?

      2016/04/01


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こどもの日といえば「こいのぼり」。

大空を泳ぐ姿はいつ見たって目が留まってしまいますよね。

 

でも、一体どうしてこどもの日に「こいのぼり」を掲げるのでしょうか?
そもそも由来は?こどもの日の名物「こいのぼり」について調べてみました。





 

こいのぼりの意味

 

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まず「こいのぼり」の意味とは何なのでしょうか。その前にこいのぼりの「鯉」について説明します。鯉とは清流だけでなく沼や池といった様々な水辺で生きることが出来るほど、非常に生命力が強いです。更に中国では竜門という滝があり、その滝を登った魚は竜になるといわれてきました。


これは登竜門の語源となるものですが、この魚は鯉を除いて他にいませんでした。このように「鯉」には生命力が強い、健康や長寿といった意味や、立身出世という意味があるのです。


「こいのぼり」も同じで、子どもに「健康で元気に成長してほしい」「立派に出世してほしい」という意味があるのです。



 

こいのぼりの由来

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では「こいのぼり」の由来は何処から来たのでしょうか。江戸時代では「こどもの日」端午の節句に江戸城で将軍を祝うのと同時に、将軍に男の子が生まれると同じように祝いました。


端午の節句は武家社会で生まれた男の子の成長を祝う大切な日。それが将軍の男の子となると、武家は旗や幟を立ててお祝いしました。それがいつしか町民にも広まり、やがて「鯉」が掲げられるようになったのです。



 

こどもの日にこいのぼりを掲げる理由は?

031516_0610_4.jpg画像参照元:http://child-development.seesaa.net/



しかし何故、わざわざ「鯉」をこどもの日に掲げるのでしょうか。そもそも武家や庶民では「武者幟」と呼ばれる金太郎や武者絵が描かれた幟を立てる風習がありました。江戸時代中期になると立身出世の代表として描かれていた「鯉の滝登り」から「鯉の小旗」が作られました。


この小旗がいつしか変化していき「こいのぼり」となっていったのです。つまり「こいのぼり」を掲げる理由は子どもの立身出世を願う意味合いが強いようですね。










 

吹流し・天球・矢車の意味

こいのぼりを掲げる際には色々な付属品があります。まず「矢車」ですが、これは金色の車輪のような飾りです。当時は「招代」と呼ばれ、赤や黄色の布切れが神様を呼び寄せるため付けられていたそうです。もともとは武将の持つ弓矢に由来しています。



次に「天球」ですが、ポールの先端に付いている丸い物、これは神様が下りてくる目印のような意味があります。






最後に「吹き流し」ですが、これはこいのぼりのメインである「鯉」の事です。この鯉は中国の陰陽五行説の「木・火・土・金・水」になぞらえて色が付けられています。順に説明していきますと黒は父親を表し、「水」を表します。水は全ての生物の大元であり、つまり、家を支える主を表します。


赤は母親を表し「火」を表します。火は万物を生み出す源で、知恵を表します。つまり子どもを産み育て、知恵を使い家庭を守る姿を表しています。かえって青は子どもを表し、「木」を表します。木は真っすぐ伸びていくことから、誕生から成長までスクスク成長してほしいという姿を表しているのです。



ちなみに、こいのぼりは通常三色ですが、1948年に「こどもの日」が定められて以来、「こどもの日」は男の子の日だけではなくなりました。なので「女の子」も祝う必要があるため、いつしか「ピンク」の鯉も生まれました。「吹き流し」がこのように派手で色とりどりにしているのは、魔除けや神様に早く見つかってもらうため、といった意味があるのだそうです。





いかがでしたでしょうか。こどもの日に「こいのぼり」を掲げる大切な理由。その訳を少しでも分かっていただけたら幸いです。これからも子どもの健やかな成長を願ってこいのぼりを掲げてほしいですね。




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