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こどもの日に菖蒲湯を入れる意味は?菖蒲とは?入れ方・やり方は?

      2016/04/01


こどもの日に菖蒲湯を作る家庭も多いでしょう。しかしいざ菖蒲を購入しようしたその時、あやめやカキツバタ、花菖蒲など、菖蒲と似ているものがズラリ。一体どれを購入していいのか迷ってしまいそう。そもそも菖蒲って何?こどもの日に何故菖蒲を湯に入れるの?分からない身近な疑問を調べてみました。





 

菖蒲の花の説明

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画像参照元:http://www.geocities.jp/

菖蒲の花ですが、菖蒲は花が咲きますが決して綺麗な花ではなく、蒲の穂みたいな黄色い花です。それから勘違いしている方も多いので、ここで一つアドバイス。実は「あやめ」と「しょうぶ」、漢字は同じだけど全く違うモノなんです。

それだけでなく、一見形が似ているカキツバタも、何となく菖蒲と同じ仲間ではないかと考えてしまう花菖蒲も、実は全く違います。開花時期と形が似ていることから、そう思われるかもしれませんが、生育地や葉の形、葉脈、それから花の模様などから決定的に「ショウブ」と違うことが分かってくるのです。

くれぐれも購入する前は注意が必要です。

 

こどもの日に菖蒲湯を入れる意味は?由来は?

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画像参照元:http://air.ap.teacup.com/

菖蒲湯の由来ですが、もともと古代中国の5月5日でお祓いのため菖蒲が用いられました。それが日本に伝わり、日本の農耕祭祀である「五月忌み」に取り入れ、女性が田植えという神聖な行事の際、自らの身体を清めるため菖蒲油で邪気を祓ったのがはじまりです。

いつしかそれが武家の鎌倉時代まで伝わり、菖蒲を用いた催し物や、菖蒲酒が飲まれたりしました。江戸時代になると、武士の出陣前に武運長久を願い、菖蒲湯に浸かったのがはじまりとされ、今日まで続いています。

そもそも菖蒲自体、古来より厄除けの意味合いがあり、無病息災や、江戸時代という武士の世の中では菖蒲を「勝負」や「尚武」とかけあわせ、出生や出世を願うことにも結び付いたとも言われています。




 

菖蒲湯の入れ方・やり方

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画像参照元:http://shikiyoyo.net/

そして、気になる菖蒲湯の入れ方ですが、最初に菖蒲を10本程度に束ねて下さい。ここで注意してほしいのは香りや葉、効能は茎からなるので、両方揃っているものを10本用意することです。菖蒲をバラバラにしてもかまいませんが、湯船を詰まらせないよう注意です。

そして、湯船に水を入れて菖蒲を入れましょう。お湯を少し高めの42~43°にすることで香りが増します。そこから少し適度に冷やすことで菖蒲湯の完成です。菖蒲湯は腰痛や神経痛だけでなく、肩こりや筋肉痛、血行促進などの効能が期待できます。子どもだけでなく、日々の生活にお疲れな大人達にも最適な湯舟ですね。

いかがでしたでしょうか。こどもの日に用いられる菖蒲や菖蒲湯について少しでも理解して頂けたら幸いです。これをきっかけに菖蒲湯にチャレンジするのもいいかもしません。




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