コラムファンタジー

人気がでそうな現在放送中SFオススメアニメ一覧の情報

      2016/04/01


 そろそろ春の足音と共に、2016年春アニメの噂や前評判もチラホラ聞こえて来ました。ですので今回こちらでは冬アニメの「おさらい」と称しまして、現在放映中の作品からジャンル別にオススメ作をご紹介させて頂きます。


 「SFオススメアニメ」からは以下の3作品をピックアップ!











・『GATE自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり「炎龍篇」』

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【小説の原作者である柳内たくみさんはもと自衛官で、自衛隊とはコラボもしました。】




『GATE自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり「炎龍篇」』アニメ制作:A-1 Pictures


2016年1月~TOKYO MXほかにて放映。


※小説は単行本全10巻・文庫本18巻、漫画は8巻まで既刊。第1クール:2015年7月~9月。

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【エルフ・魔法使い(魔女っ娘)・黒ゴス(神官服)神官など萌え要素一杯な少女たちが登場。】




 

 物語は現代の日本。銀座の街に突如異世界と繋がる「門(ゲート)」が開くと、そこからモンスターや中世ヨーロッパの騎士にも似た軍勢が現れ多くの民間人を殺傷しました。丁度その時通りかかった、自衛隊に在籍する主人公・伊丹耀司(いたみ ようじ)は、民間人の救助及び誘導にあたり”銀座事件”の功績として二等陸尉に昇進。

 

 ゲートから現れたモンスターたちは自衛隊によりほぼ殲滅され、伊丹は異世界(特地)へ向かう第3偵察隊の隊長に命じられるのでした。元は投稿型web小説から生まれた、ネタ+自衛隊+異世界ファンタジー。


 

 初っ端モンスターに銀座が襲われているのと同時系列で、同人誌イベントに向かう本作主人公にはちょっとだけ驚かされました。やる気が無いように見える伊丹ですが、その言動や人格形成の正体とも言える、彼の背負ってきたものの重さを知るとかなり見方が変わります。またそれにより、作中に登場するエルフのチュカは救われるのでした。


 

 RPGゲームなどでお馴染みのファンタジー世界に自衛隊の火銃器や近代兵器が登場したり、異世界での政治的駆け引きも盛り込まれているので、キャラやネタなどを含め多方面から楽しめる作品です。今回は2期でしたので、できれば次回作も期待したいですね。




・『ラクエンロジック』

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【アニメ+カードゲームが融合した本作。登場人物は女神たちと”合体(トランス)“し強大な力を得ます。】




『ラクエンロジック』アニメ制作:動画工房


2016年1月~TOKYO MXほかにて放映。


※現在「月刊ブシロード」にて漫画『ラクエンロジック パラドクスツイン』連載中。

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【主題歌は声優の小野賢章さんが、EDも声優の新田恵海さんらが担当しています】




 

 父親と妹の三人暮らしをする主人公・剣美親(ツルギ ヨシチカ)はロジカリストでしたが、二年前の戦いによりロジックカード(自身の人格の一部)を紛失し引退していました。

 

 ですが魔神が街を襲う中、女神アテネと出逢った美親は失っていたロジックカードを受け取ると、彼女との”盟約”で合体(トランス)し、再びロジカリストとして戦いの場に戻るのでした。人と神々とが合体し、ロジカリストの天性の「運(ラック)」と「論理(ロジック)」を用いて、テトラヘブンから人間界へと現れた魔神(人と合体)と戦うファンタジー・アクション。


 

 人間の中から選ばれる高い能力を持つ”ロジカリスト”は、そのほとんどが思春期の少年少女です。彼らはALCAに強制召集され、それぞれ適合する神々と合体し魔神と戦うことを強要されますが、設定や状況とは裏腹にあまり悲壮感がなく見れました。


 

 本作はカードゲームとの連動アニメですので、”カード”としての概念を元に力や技は契約した女神の能力に準じます。また女神と合体(トランス)したALCAメンバー女子は、女神たちの能力を前面に出したかなり特徴的で可愛い姿に変身します。


 

 



 

 



・『灰と幻想のグリムガル』

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【まるで水彩画のような淡い色合いとタッチで、森や光の描写がとても美しい作品です。】




『灰と幻想のグリムガル』アニメ制作:A-1 Pictures


2016年1月~TOKYO MXほかにて放映。


※現在小説は7巻、漫画は1巻までが既刊。

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【英雄や伝説の戦士でも無い彼らが、手持ちの力や武器で生き残ろうと足掻く現実的な生存物語。】




 

 なぜか暗闇の中で気付いたハルヒロは自分の名前しか思い出せないまま、そこで同じ境遇として出逢った12人の少年少女とともに外へとでました。すると目の前には、彼らにとって未知の世界「グリムガル」が広がっていたのです。

 

 ”案内人”により義勇兵団の事務所へ連れて行かれると、兵士となり魔物を倒すことで、この世界で生きていくようにと言われます。秀でた能力も無く余り者同士でパーティを組んだハルヒロたちは、グリムガルで生き延びるため魔物と戦うのでした。


 

 ハッピーエンドで終わる絵本やリセットが出来るゲームとは違い、秀でた能力も持たない”弱い”登場人物たちが、劣等感を抱えながらも必死に戦い生き延びます。

 

 彼らは雑魚モンスターでも手間取るほどでしたが、その戦いは何時も死と隣り合わせであり、失敗し仲間を失うこともあるのです。それは16歳ほどの彼らがいままで経験した事のない、リアルで泥臭いものばかりでした。


 

 自身を非凡な人間であると思い悩むハルヒロですが、この異常な状況や世界を受け入れ行動するだけでもかなり非凡な逸材かもしれません。普通の日常やコミカルなパートを楽しんでいると一転、戦闘で彼らが死ぬのではとハラハラさせられ通しでした。





 以上「SFオススメアニメ」(現在放映中)から3本をご紹介させて頂きました。ところで2000年頃からでしょうか、今期のSFアニメもライトノベルを原作とした作品が多いようにも思います。またSF世界の中に”日常”を組み込んだ作品も増え、私たちの生活や考え方も登場人物たちと共有できるので、よりその世界観にものめり込めたような気がします。


 

 次回は「SFオススメアニメ」(これから放映予定)でお会いしましょう。





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