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頭痛の原因と種類は?症状は?不明な時は?片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・ストレスで発生?

      2016/04/01


生活に悪影響を及ぼす頭痛ですが、

その痛みや場所は人によって様々です。

そこで今回は、頭痛の種類と原因について見ていきます。





 

1.片頭痛

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画像参照元:https://www.pakutaso.com/20140422093ku.html

 

片頭痛の症状の特徴は、

頭の片側もしくは両側が脈打つようにズキズキと痛むことです。

人によっては寝込んでしまうほど痛みが強くなることもあります。

 

月1回・週1回など、発作的に起こり、

吐き気・嘔吐も伴うことがあります。

また、普段は気にならない光や音に過敏に反応してしまいます。

 

この片頭痛の原因はまだ詳しくはわかっていませんが、

大きく2つの説が挙げられています。

 

①血管説

 

血小板から放出されるセロトニンによって一度収縮した血管が、

セロトニンの減少と共に再び拡張してしまうために痛みが生じる

とされている説です。

 

②三叉神経血管説

 

脳神経の中で最も大きく、顔の感覚を司る三叉神経が刺激され、

神経伝達物質が分泌され、血管が拡張されるために痛みが生じる

とされている説です。

 

2.緊張型頭痛

 

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画像参照元:https://www.pakutaso.com/20120326091post-1335.html

 

緊張型頭痛の症状は、

鈍い痛みと頭が重くなったように感じることです。

また、痛みは周期的に起こる場合と、ずっと続く場合があります。

 

吐き気などはないものの、

肩こりや目の疲れを併発します。

 

片頭痛を併発している場合、

ストレスから解放されてリラックスしようとすると

頭が締め付けられるように痛くなり、

ストレスを感じていると頭が重いような感覚になります。

 

緊張型頭痛の原因としては、大きく2つ考えられています。

 

①身体的なストレス

 

同じ姿勢やパソコンの使用を長時間続けていると、

頭から肩にかけての筋肉が緊張してしまいます。

 

すると血流が悪くなり、乳酸などの疲労物質が筋肉に溜まります。

この疲労物質が神経を刺激し、痛みを生みます。

このため、首筋の筋肉が弱い人ほど痛みが生じやすいです。

 

②精神的なストレス

 

精神的に緊張した状態が続くと、

脳の痛みを調節する部分がうまく機能しなくなり、

痛みを生じさせます。

 

このため、小さなことにもストレスを感じやすい

生真面目な人や几帳面な人がなりやすいといえます。

 

3.群発頭痛

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画像参照元:https://pixabay.com/

 

群発頭痛の症状は、

片側の目の奥が強烈に痛むことです。

その痛みはじっとすることができず、転げまわる人もいるほどです。

 

また、同じ側の目や鼻に涙や鼻水といった症状も出ます。

年に数回から数年に1回、発作的に起こりますが、

一度起きると1~2か月間にわたって、

ほぼ毎日、同じ時間に痛みが生じるようになります。

 

群発頭痛の原因はまだはっきりとはわかっていません。

ただ鼻水や涙といった症状は、

副交感神経の刺激により起きるものだと考えられています。

 

 



 

 

4.病気による頭痛

 

頭痛は、時として重大な病のサインになっていることもあります。

これらのサインを見逃すと障害が残ってしまったり、

最悪の場合死につながることもあります。

 

(1)脳出血

 

事故などによって脳の血管が破れ、出血した状態です。

 

①くも膜下出血

くも膜の下にある脳の外側にある血管からの出血です。

脳動脈瘤破裂などが当てはまります。

 

強い頭痛が繰り返された後、

突然激しい頭痛と吐き気・嘔吐が起こります。

その後後頭部から首の後ろにかけて固くなって痛むようになります。

 

②硬膜下血腫

硬膜内の血管による出血などにより、

硬膜とくも膜の間に血腫(血の塊)ができた状態です。

 

事故による急性と

細い血管からの出血による慢性があります。

 

頭痛・吐き気・半身まひの他、

慢性の場合は痴呆や歩行障害なども現れます。

 

③硬膜外出血

硬膜血管・硬膜外血管の破裂により、

硬膜と頭蓋骨の間に血腫(血の塊)ができた状態です。

 

(2)脳腫瘍

 

①神経膠腫(グリオーマ)

脳に発生する悪性腫瘍です。

脳に広がり、頭痛・吐き気・嘔吐・運動障害などが見られます。

 

②髄膜腫

髄膜にできる良性の腫瘍です。

頭痛、麻痺や神経症状を引き起こします。

 

③転移性脳腫瘍

肺がんや乳がんが脳に転移した状態です。

頭蓋内の圧力が上昇し、

脳内部の出血を引き起こします。

 

④頭蓋咽頭腫

脳下垂体の近くに発生した腫瘍です。

各種ホルモンの減少神経圧迫による頭痛や障害が起こります。

 

(3)ウイルス性のもの

 

①髄膜炎

中耳炎や副鼻腔炎などにより、

髄膜に細菌やウイルスが侵入、炎症を起こしている状態です。

 

くも膜下出血と似た症状(激しい頭痛・嘔吐)

高熱・けいれん・意識障害

といった症状を起こします。

 

②脳炎

日本脳炎ウイルスやヘルペスウイルスが脳に侵入、

炎症を起こしている状態です。

 

軽い場合は発熱や頭痛・吐き気など、

重い場合は精神障害やけいれん・運動マヒなどを引き起こします。

 

(4)脳梗塞

 

脳の血管が詰まった状態です。

脳出血などを引き起こすほか、

脳に十分な血液を送ることができなくなってしまいます。

 

そのため、頭痛・手足の筋力低下・麻痺

ろれつが回らない

といった症状が現れます。

 

(5)低随圧症候群

 

外傷などにより髄液が漏れてしまい、髄液圧が少なくなった状態です。

起きた時に鈍い頭痛を感じる・霧がかかったようにぼんやり見える・

視野が狭くなる・まぶしく感じる・難聴・耳鳴り・聴覚過敏・意識障害

といった症状が現れます。

 

(6)副鼻腔炎

 

副鼻腔に膿が溜まり、炎症を起こした状態です。

急性の場合は発熱と目と目の間の部分に痛みが生じます。

慢性の場合は鼻づまり・急な痛みなどが症状として現れます。

 

頭痛は原因が分からないものもあれば、

命にかかわる重大なものもあります。

 

もし我慢できない場合や

生活に支障が生じている場合、

事故などの後で痛みを感じた場合は、

すぐに病院で診察を受けることが重要です。




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