コラムファンタジー

人気がでそうな現在放送中推理&サスペンスオススメアニメ一覧の情報

      2016/04/01


 そろそろ春の足音と共に、2016年春アニメの噂や前評判もチラホラ聞こえて来ました。ですので今回こちらでは冬アニメの「おさらい」と称しまして、現在放映中の作品からジャンル別にオススメ作をご紹介させて頂きます。


 「推理&サスペンスオススメアニメ」からは以下の3作品をピックアップ!









・『僕だけがいない街』


【やり直したいとは誰もが思うことですが、悟のリバイバル能力は間違い探しなのかもしれません。】




『僕だけがいない街』アニメ制作:A-1 Pictures


2016年1月~3月フジテレビほかにて放映。


※音楽は「魔法少女まどかマギカ」「Fateシリーズ」など多くのアニメやゲーム楽曲を手掛けた梶浦由紀さん。


【悟に襲い掛かる悲劇や加代の虐待など辛いシーンも多いですが続きが大変気になる作品です。】




 売れない漫画家として家を出て暮らす藤沼悟は、持ち込んだ漫画を編集者に貶されながらも、ピザ屋のバイトを続けながらの平凡を過ごしていました。ですが彼には直後に起きる事件や事故の原因が無くなるまで、その直前へと何度もタイムスリップをしてしまう「再上演(リバイバル)」能力があり、その所為で交通事故に遭ってしまいます。

 

心配した母親の佐知子が北海道から上京し、暫く悟のアパートで共に暮らすのでした。ですが一緒に買い物に行った先で佐知子はある男の挙動に不審を抱くと、1988年に起きた誘拐殺人事件と同一犯である事に気付きます。しかし犯人も佐知子が自分に気付いたことを勘付き、佐知子を殺害するとその罪を悟へと被せてしまうのです。

 

悟は母親の死を防ごうとリバイバルを発動させるのですが、それは何時もとは違い自分が小学生だった頃の姿に、1988年の誘拐殺人事件の直前へと戻ってしまうのでした。現在と過去とを往復しながら、母親を殺害した犯人と誘拐殺人との謎を解くミステリー&サスペンス。


 

 雪深い北海道を舞台に、母親から虐待をされていた加代の殺害を阻止する悟。大人の記憶を持ちながらも、子供が懸命に運命へと抗う姿は見ていて胸が苦しくなります。また多くの事を諦め、自分の境遇に苦しんでいた加代にも堪らない気持ちになりました。

 

一つの原因や事件を解決することで、少しづつ修正や補正を繰り返す事象と悟の苦悶は、膨大な数が散らばるパズルのピースを嵌めてゆく作業に何処か似ています。


 

 原作である漫画は「このマンガがすごい!」などを多くの賞を獲得し、3月4日発売の「ヤングエース」では感動の最終回を迎えました。また同月19日からは、俳優の藤原竜也さん主演による映画も公開されました。


 



・『暗殺教室』


【何本もの触手を持つちょっとHな殺せんせーはこの世界で誰よりも生徒を愛した先生なのです。】




『暗殺教室』アニメ制作:Lerche


2016年1月~フジテレビほかにて放映。


※実写映画として2015年3月に第1作が、2016年3月に第2作~卒業編~が公開されました。


【個性豊かな大勢の生徒の他に教師の烏山やイリーナなども人気キャラです。】




 

 進学校である椚ヶ丘中学の外れに立てられたオンボロ校舎には、他生徒への見せしめとして存在する落ちこぼれを集めたクラス・3年E組が存在していました。ところがある日、教室に3-Eの生徒が集められると、防衛省からあるターゲットへの”殺し”の依頼をされるのです。

 

しかしそのターゲットはマッハ20で空を飛び、月を三日月状に破壊するほどの攻撃力を誇る人ではない危険な謎の生物。そして謎の生物は「1年の間に自分を殺せない場合は地球を月のように破壊する」と宣言し、「自分を3年E組の担任にする」条件を政府へと希望するのでした。

 

そのため政府は3-Eの生徒全員に謎の生物への暗殺を依頼すると、これら全ての事柄を口外しない事、口外した者は記憶を消去するなど多くの確約を生徒や謎の生物と結ぶのです。


 

 こうして3-Eの担任となった謎の生物は、生徒たちから「殺すことが出来ないから”殺せんせー”」と呼ばれるようになると、”殺し”の腕を磨く彼らへ勉強以外にも多くの事を学ばせ、時には抱えきれないほどの何か与えてもくれるのでした。学校を舞台としたブラック・コメディ&クライム・サスペンス。


 

 学校内で落ちこぼれとして蔑まされていた3-Eの生徒たちですが、それぞれが強力な”武器”となる特性や能力、それら全てを結果として殺せんせーにより見出してもらうのです。

 

それにより落ちこぼれのレッテルを貼られていた生徒たちは、”自信”と言う名の換えがたくも強力な”武器”を手に入れたのかもしれません。原作となる漫画は3月19日の少年ジャンプ誌上にて最終回を迎え、3-Eの生徒同様に殺せんせーは私たちにも多くの感動を与えてくれました。3月25日からは実写映画第2作~卒業編~も公開されます。


 

 



 

 



・『亜人』


【亜人に対する人間の反応や扱いなど「もし捕まったら」の心理的恐怖を与えます。】




『亜人』アニメ制作:ポリゴン・ピクチュアズ


2016年1月~TBS系列及び毎日放送系列にて放映。


※劇場版全3部作構成のうち2015年11月に第1部-衝動-、2016年5月に第2部-衝突-が公開されます。


【利己的な主人公・圭が「亜人」として追われ、様々な人間の思惑や策略に貶められてゆきます。】




 17年前アフリカの戦場で不死の新生物「亜人」が確認されますが、不死と再生能力以外は痛覚も通常と同じ人間であることが判明します。その為研究用などに超希少とされ、高額な懸賞金と共に秘密裏に捕縛され、研究所では非人道的な実験が繰り返されていたのです。また亜人は不死など以外は人間と見分けが付きませんが、一旦死亡し即座に蘇ることで「亜人」であると判明できるのです。


 

 物語の主人公である永井圭は進学校に通う優秀な高校3年生、幼い頃より黒い影が見え怯えていました。そんなある日、下校時にトラックとの交通事故に遭った圭は、大勢の人々が見守る目の前で即死状態から”生き返って”しまうのです。

 

突如不死であり人ではない存在の「亜人」として、警察や賞金目当ての人間達に追われる身となったなってしまった圭。追う者と追われるモノ、捕まれば実験対象物とみなされ何度も殺され続ける恐怖、そして亜人の本当の正体とは。恐怖と緊迫のバトル・サスペンス。


 

 不死である以外は痛覚も普通の人間同様に存在する「亜人」の多くは、捕まると研究所にて残虐極まる人体実験を繰り返されるのです。麻酔無しで指を切断され、その身体のあらゆる痛覚をとことん甚振り、研究員にその悲鳴が煩わしいからと声帯さえ取り除かれます。そしてまるで”リセット”でもするよう亜人の心臓へととどめを刺し、蘇生と同時に再生した亜人の身体を人間たちは再び”実験材料”として使い、亜人は苦痛と死とを何度も繰り返されるのです。

 

さらに圧倒的な存在数の少なさと多くの人間に狙われる恐怖。絶望的な状況に晒された亜人たちの戦いや、主人公である圭の心の変化や海斗との有り方など、多くの謎や恐怖がギッシリ詰まった作品です。


 




 

 以上「推理&サスペンス」(現在放映中)から3本をご紹介させて頂きました。今期の推理&サスペンスアニメは映画化などが多く、またアニメの終了に合わせ漫画の連載も終了する形が多いようにも思えました。そのためアニメや原作を楽しみにしていたファンには、心に残る名作として深く大きく刻まれるのではないでしょうか。


 

 次回は「推理&サスペンス」(これから放映予定)でお会いしましょう。




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