
http://koreii2014.com/
雨が降り続く梅雨の時期。
この時期は朝の髪のセットに時間がかかり、せっかくセットしても時間とともにうねり、広がってしまいます。
髪型がなかなかまとまらなくて憂鬱なこの時期どうしたら髪型のうねりや広がりを解消することができるのでしょうか。
梅雨時期に髪の毛がうねり、広がる原因

http://mery.jp/
なぜ、梅雨の時期になると髪の毛がうねるようになるのでしょうか。
その原因は、キューティクルのはがれにあります。
そもそもキューティクルとは、髪の毛の表面を覆っている角質化した灰白質のことで、うろこ状に重なっています。
そして、キューティクルは髪の毛の栄養素が逃げて行かないようにしています。
しかし、そのキューティクルがダメージによってはがれると、そこから空気中の水分が侵入してきます。
侵入した水分は繊維状につながったたんぱく質であるコルテックスにため込まれていきます。
そして、水分をため込んた部分は次第に膨張し、髪の毛はうねりを起こすようになります。
また、髪の毛のうねりは1本1本形が異なります。
そのため、髪の毛が広がってしまうのです。
キューティクルのはがれへの対策
髪の毛のうねりの原因がキューティクルのはがれにあることがわかりましたが、どうしてキューティクルがはがれてしまうのでしょうか。
紫外線や熱

http://www.ivanka.co.jp/
キューティクルはたんぱく質からできています。
しかし、このたんぱく質には大きな弱点があります。それは熱です。
たんぱく質は長時間熱にあたると壊れてしまいます。
そのため、普段から熱や紫外線を当てすぎないようにする必要があります。
具体的には次のような方法が考えられます。
- トリートメントを使う
- 帽子をかぶる
- ドライヤーをかけすぎない
髪の毛の元気がない

http://hadalove.jp/
栄養不足や急な湿度の変化により髪の毛そのものに元気がなくなった場合も、キューティクルがはがれてしまいます。
そのため、髪の毛に栄養を与えることが大切です。
- 力強く洗いすぎない
- 無添加・天然アミノ酸系シャンプーを使用する
石油系シャンプーは髪の毛にダメージを与えます。
そのため、石油系を使用していないものを選びます。
髪の毛の広がりを抑える対策方法
もし実際に髪の毛が広がってしまった場合、どうしたら防ぐことができるのでしょうか。
ドライヤー
まずドライヤーを当てる前に椿オイルなどのトリートメントをつかいます。
すると髪を熱から守ることが出来、髪の表面に膜ができるため、水分が入るのも防げます。
髪の毛を乾かす時は必ず上から下に向かって、髪の毛を少し引っ張りながら乾かします。
完全に乾く前にブラシで髪型を整え、最後に冷風を当てて仕上げます。
ブラッシングの量を増やす

http://www.beauty-co.jp/
髪をとかして髪の毛の水分を均一にすることで、うねりを解消することができます。
髪の毛をとかす際はキューティクルを傷つけないよう目の粗いブラシをつかいます。
髪の毛の量を減らす
髪の量が多いとどうしても手入れが大変です。
また、髪の毛が一度うねり出すと広がりも大きくなります。
梅雨の時期には髪の毛をすく等して、髪の毛の量をある程度減らしておくことも必要です。
雨の日は帽子をかぶる
雨の日はさらに空気中の湿気が増え、髪の毛に水分が侵入しやすい環境になっています。
少しでも髪の毛に入る水分を減らすために帽子をかぶってみましょう。
おでこ周りをこまめに拭く
時間が経ってから髪の毛が広がってしまう場合、おでこについている水滴が原因となっていることがあります。
そのため、おでこ周りを汗ふきタオルなどで拭き、こまめに水分を取り除くようにします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
梅雨の時期髪の毛が広がってしまうと、それだけで憂鬱になってしまいます。
梅雨に入る前に事前にキューティクルを整え、梅雨の時期に備えましょう。