マリオと共にファンに愛され続ける人気シリーズ
1981年にアーケードゲームとして登場した『ドンキーコング』は、その後ゲーム&ウオッチーやファミリーコンピュータ(ファミコン)へと移植されました。
また『星のカービィ-夢の泉の物語-』は、ゲームボーイで発売された前作『星のカービィ』の続編であり、当時ゲームボーイとして定着し始めていたカービィの中では唯一ファミコンソフト※1)として制作し発売されたゲームです。
どちらもマリオと共に長きに渡りファンに愛され続け、任天堂の看板ソフトとして様々なハードへの移植もされて来ました。
※1)後にスーパーファミコンやNINTENDO64対応の新作ソフトも作られるようになります。
こちらではニンテンドークラシックミニ(※以降“ミニファミコン”)に収録された、これら両ソフトの説明や攻略を記載させて頂きます。
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『ドンキーコング』
画像参照元:https://www.youtube.com/watch?v=3GQ02nXQQiM
1983年7月15日。
任天堂がファミコンを発売したのと同日、『ドンキーコング』は続編である『ドンキーコングJR』と共にファミコンソフトとして登場しました。
前述したよう元はアーケードゲームだった本作には、リオ五輪閉会式で活躍した世界的キャラ「マリオ」も登場していたのです。
プレイヤーは主人公であるマリオ※2)を操り、ドンキーコングに攫われてしまった恋人レディを救い出さなくてはなりません。
どうやら往年の名作映画「キングコング」になぞられているようで、当時としては珍しいストーリー性を持つ作品です。
アーケード版が4面に対しファミコン版は「3面ループ」仕様。
落下はミスとなり、制限時間内に面クリア出来ないのもミス。
周回数が増えるにつれ難易度が上がると同時に、制限時間も段階を経て減ってしまいます。
またドンキーコングが投げつける樽(タル)以外に、ひのこ、ジャッキ、おじゃま虫に触れてもミスなので、タイミング良く飛んで避けてを繰り返す単純明快なゲームです。
※2)アーケード版では名称の無いプレイヤーが後に「マリオ」と名付けられファミコン版にも反映されます。
『星のカービィ-夢の泉の物語-』
画像参照元::https://www.youtube.com/watch?v=3GQ02nXQQiM
その丸いフォルムと愛らしい姿に多くの女性ファンを持つカービィは、現在※3)カービィカフェなども展開し連日多くのファンで大賑わいとなっています。
※3)2016年8月26日~11月中旬に東京と名古屋で開催。
またアニメ化やコミカライズもされ、その認知度の高さはゲームキャラの中でも群を抜いてもいるでしょう。
物語は毎晩楽しい夢を見ていたプププランドの住民が、デデデ大王が夢の泉にあるスターロッドを壊してしまった所為で夢が見れなくなってしまいます。
プレイヤーはカービィを操り、プププランドの夢を取り戻す冒険を始めるのです。
ステージ(面)はLEVEL1「VEGETABLE VALLEY」から始まり、最後の8ステージまで順番に遊べる構成で、ゴールする毎にボーナスゲームが登場。
また全シリーズ共通で、ステージ名を表記する2つの単語の頭文字が同じ文字の繰り返し(Le.1の“VE~”と“VA~”など)であったり、1~7ステージまでの頭文字を繋げると「VIBGYOR(=虹)」になったりと、細かなところに遊び心が満載です。
ゲーム中盤から登場する「スイッチ」は押さずに進む事も出来ますが、全てのステージクリア&全てのスイッチを押しクリア率「100%」にすると、ファイルメニューに難易度が高い「エキストラモード」が追加されます。
そしてこの「エキストラモード」をクリアすると、今度は「サウンドテスト」が楽しめますので、是非100%を目指しましょう。
次回は『アイスクライマー・バルーンファイト』の攻略や説明をさせて頂きます。