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昨今、売れ行き上場の5本指シューズ、5本指ソックスとともに各種方面、様々な方々がご愛顧されていることと思われます。
ところで、この5本指シューズ・・・履いたことがある方も、もちろんない方も、一重に疑問に思うことがありませんか?
そう、それはタイトルに書いた通り、サッカーやフットサルといった、球体を蹴るスポーツに向いているかどうか?ということ。
「いや・・・ダメでしょう。当たり前過ぎて、疑問にさえ思ったことすらない。」と、思われる方も絶対にいるでしょうね!
しかし、ここではそういったいたって全うな意見は求めておらず、むしろ逆説で話を進める方向性です。
というわけで、今回は5本指シューズでサッカーやフットサルができるのか?危険か?痛いのか!?という、そんな逆転的な発想を元に考えていきたいと思います。
Q1.5本指シューズで、サッカー・フットサルは・・・できる?できない?
画像参照元:www.barefootinc.jp
ふとした瞬間に、こんな疑問を持つこと自体が、現代人の現代社会におけるカオス(混沌)というか闇というか、そんなアンビヴァレンツ(二律背反)な発想に他ならないのではないでしょうか。
この疑問の答えを出す前に、最初に断っておきますが・・・この疑問には「できる?orできない?」という方程式は成立しないことでしょう。
なぜなら、5本指シューズでも、サッカーなどの蹴球競技は、極論「できる」からです。
でも、ちょっとだけ考えてみてください。
「え?何を!?」という発想の持ち主は、近い将来偉人になれるでしょうね。
何を?ではなくて・・・というか、サッカーするときは、まぁ「絶対ダメ!」ってわけではないでしょうけれど、サッカー専用のスパイクシューズでやるのが、いまのところ常識です。
また、その常識を覆してまで、5本指シューズでサッカーをすることに、いったい「何のメリット」があるのでしょうか?
まずスパイクと違い、全面が平たい5本指シューズでは、芝生の上だと結構スベるのではないでしょうか。
さらに、スベるだけで危険なのに、つま先は5本の指が自由自在なのです。
そこで、ここからは「もしも、あなたが5本指シューズで、サッカーをした場合に起こりうる現実!?」という勝手なテーマでお話させて頂きます。
突然ですが、ここでキックオフです!

http://Soccerdigestwed.com
あなたは今、某国で超有名なプロのサッカー選手です。
これは優勝を決める、そして選手生命のさらなる飛躍を約束された、とても大事な試合なのです!!(
そんな最中、わりと硬いサッカーボールを、自らが宣伝費目的でチョイスした「5本指シューズ」で蹴りあげなければなりません。
さて、ここでいきなり問題が発生!!
いったい、「どの指でおもいっきり蹴れば?」よいのでしょうか?
親指か?中指の辺りか?それとも、もろに小指!?・・・ボールがどういう風に飛んでいくかはさておき、どれも「かなり痛い!」ことは間違いありません。
さて、これを踏まえたうえで、もう一度、お尋ねしましょう。
Q1改.あなたは5本指シューズでサッカーをやりたいと思いますか?
そう、その答えは訊かれるまでもなく、こうなるのではないでしょうか。
A.「やらないほうがよい!」・・・と。
やっぱり、サッカーはサッカーシューズでしょう。
Q2.5本指シューズでサッカー・フットサルは・・・危険?危険じゃない?

http://Mijinco.blog.shinobi.jp
前項の内容を、そのまま振り返ってください。
さて、5本指シューズでボールを蹴る指を見つけたぞ!
あなたはプロの意地と威信をかけて、硬いサッカーボールめがけおもいっきり「5本指シューズ」で突進していきました。
「5本指シューズ」で蹴りあげる指を「親指にチョイス」したあなたは、全身全霊の力を込めて、必死でボールをけり上げようとします。
しかし、それと同時に、力んだ軸足のほうが、「5本指シューズ」の平らな靴底の影響に耐えきれず、おもいっきりバランスを崩し、そのまま頭を地面に叩きつけるはめに・・・。
さらに、ボールは5本指シューズを履いた足の「薬指と小指の間」にクリーンヒット!!
そのままボールは自分の意思とはそぐわない方向へ、球威さえ感じられないまま、むなしくも弱々しく転がっていきました。
このあと、あなたは頭を地面に叩きつけた影響で、頭蓋骨陥没骨折したあげく、足の薬指と小指を複雑骨折するという大惨事に見舞われてしまいました。
さて、先程と同じように、もう一度、あなたにお尋ねいたします。
Q2改.あなたは、5本指シューズで球体を蹴りたいと思いますか?
そう、その答えはいわずもがな、こうなるのではないでしょうか。
A.「危険なので、やりたくありません!」・・・と。
Q3.5本指シューズでサッカー・フットサルは・・・痛い?痛くない?
画像参照元:https://welq.jp/
再度、前項の内容を、そのまま振り返ってみましょう。
5本指シューズで試合を行った結果はいかに!?
キックオフ直後に、大ダメージを負ったあなたは、当然、そのまま競技続行することを不可能と判断され、試合開始直後に退場を余儀なくされました。
プロとしての面目はまっさかさまに落ち、ファンの期待をことごとく裏切ってしまったあと、ひとり控室で悔いること、それは「なぜ、5本指シューズで試合に臨んでしまったのか?」ということだけでした。
その理由は、お金だったのか?それとも、プロとしての意地であったのか?まぁ、今となっては、もうどうでもよいことでしょう。
頭蓋骨陥没骨折及び、足址(そくし)複雑骨折という身体的破滅、危機的状況の中で、あなたの選手生命、富、名声、それら全てを奪い去った元凶、それが「5本指シューズ」だったのです。
それでは、最後にもう一度、お尋ねしましょう。
Q3.5本指シューズでサッカーをしてみようと思いますか?
そうです、もう、いい加減、お分かり頂けたことでしょう。
A.「いろんな意味で痛すぎるので、やりたくありません」・・・と。
5本 まとめ
今回の話は、あくまで「もしも~ならば」という仮想的、かつ飛躍し過ぎたお話でしたが、それでも「絶対にない!」とは言い切れないことかもしれません。
またサッカーだけでなく、フットサルや他の蹴球競技も一緒のことが言えるでしょう。
で・・・とどのつまり、何が言いたいのか?
それは、5本指シューズで、サッカーやフットサルをすることは可能であっても、そのあとに起こる「このような惨事」は、免れないかもしれない・・・ということです。
そして、それは蹴球競技だけでなく、5本指シューズを履いた上での激しい運動は、全面的に極力避けた方がよい、ということでもあるのです。
それでも、「サッカーやフットサル、やってみたい!」と、思われる方がいるのならば、敢えて止めはしません。
ただし、それが原因で惨事が起きたそのあとに、決して「5本指シューズ」の存在を怨んではいけません。
そう、いうなれば、この場合の惨事は「完全な自業自得」であり、それこそが今回の話の本来の趣旨なのですから。
では、最後に一言・・・「それではみなさん!よい、ビブラムライフを!!」