画像参照元:https://www.nintendo.co.jp/clv/(TV画像:https://www.youtube.com/watch?v=3GQ02nXQQiM)
単純だからこそのめり込めるファミコンの面白さ
1985年にアーケード版として発売された『アイスクライマー』は、その秀逸なゲーム性からPC版やハドソンのX1版と移植されます。
1988年にはファミリーコンピュータ(ディスクシステム)版、そして2004年発売のファミコンミニでは第1弾タイトル(ソフト)にも選ばれた人気作品です。
実は『どうぶつの森』プレイデータを『どうぶつの森+』に移し変えるサービス※1)の際、任天堂から「ゲーム内ゲーム」としてとして『アイスクライマー』を貰えます。
※1)NINTENDO65版『どうぶつの森』とニンテンドーゲームキューブ版『どうぶつの森+』。
また『バルーンファイト』もPCやX1などにも移植をされ、『どうぶつの森e+』の中ではファミコン版をミニゲーム※2)として遊ぶ事が出来ました。
何年経っても楽しめる任天堂ゲームの奥の深さと共に、後のファンに対するこうしたサービスも嬉しいですね。
※2)ニンテンドーゲームキュ-ブからジョイキャリー機能を使いゲームボーイアドバンスでも遊ぶ事が可能。
こちらではニンテンドークラシックミニ(※以降“ミニファミコン”)に収録された、アイスクライマー・バルーンファイト両ソフトの説明や攻略を記載させて頂きます。
『アイスクライマー』
画像参照元:https://www.youtube.com/watch?v=3GQ02nXQQiM
当初『VS.アイスクライマー』の名でアーケードゲームとして登場した『アイスクライマー』。
ファミコン版で多くのファンを獲得したこの作品は、その後も様々な任天堂ソフトに登場し続け、今なお根強い人気を誇るゲームの1つです。
プレイヤーはエスキモーの子供である青い服の男の子・ポポ(1プレイヤー)か、赤い服の女の子・ナナ(2プレーヤー)を操作し山の山頂を目指します。
今回発売されたミニファミコンには、ファミコン版に移植されたゲームが搭載されました。
遊び方は階層状になっているブロックを木槌で砕きながら進みます。
実はこのゲームは2人のキャラが協力し合ったり、または相手の邪魔をして争う遊び方も出来るのです。
目指す山は全部で「32種類」あり、33面以降は“2周目”となる「永久ループ」仕様なためエンディングはありません。
画像参照元(左:https://www.youtube.com/watch?v=tYm6LLi4Jgo (右:http://sbx.wikiwiki.jp/
因みに左が元のポポとナナ、右が『大乱闘スマッシュブラザーズⅩ』での2人。
こうして並べてみると30年経った今も可愛さや雰囲気は、さほど変わってはいませんね?
『バルーンファイト』
画像参照元::https://www.youtube.com/watch?v=3GQ02nXQQiM
元はアメリカのアーケードゲーム『ジャウスト(1982年)』を元に日本がアレンジ制作するも、版権などの兼ね合いで一旦はお蔵入りしたゲーム。
紆余曲折を重ねた後に、ゲームシステムをアレンジしたこの『バルーンファイト』は1984年にアーケードゲームとして稼動、1985年にはファミコンソフトとして発売されました。
この『バルーンファイト』も『アイスクライマー』同様に2プレイヤーで遊べます。
画面の敵を倒してクリアしていくモードでは1人で遊ぶ「1-PLAYER GAME」と、協力し合うor相手の風船を割って邪魔をする“2人同時プレイ”が可能な「2-PLAYER GAME」。
他に1人用モードとしてスコアを争う「BALLOON TRIP(バルーントリップ)」※3)が楽しめます。
※3)アーケード版にはありません。
画像参照元:http://01.gatag.net/0007736-free-illustraition/
遊び方はプレイヤーは背中に2つの風船を付けた主人公※4)を操り、的の攻撃を避けながらゴールを目指します。
背中の足場がある場所では十字キー(左右)で移動し、A、Bボタンで空中に上昇。空中では慣性がついた動きをするのが特徴でした。
Aボタン=羽ばたき、Bボタン+長押し=羽ばたき続け浮遊、背中の風船が1つになると浮遊力は低下します。
※4)後に「バルーンファイター」と名付けられます。
次回は『くにおくんのダウンタウン熱血行進曲』の攻略や説明をさせて頂きます。