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1985年にコナミ(※1)から稼動されたアーケードゲーム『グラディウス』は、1986年にファミリーコンピューター(ファミコン)へと移植をされ、その後多くのシリーズが制作された人気作品です。
余談ですが同じくコナミから自社のパロディ作品『パロディウス』が発売。
仕様は本家『グラディウス』を踏襲しており、こちらも多くのシリーズを発売され人気となりました。
1981年にナムコ(※3)より稼動したアーケードゲーム『ギャラガ』は、1979年に同じナムコから発売された『ギャラクシアン』の後続ゲームとして登場し、こちらも1985年にファミコンへと移植されました。
因みにタイトルの『ギャラガ』とは、「ギャラクシアン+蛾」の造語であり、敵キャラが蛾を髣髴とさせるデザインとなっています。
※1)…現・コナミデジタルエンタテインメント。
※2)…現・バンダイナムコエンターテイメント。
こちらではニンテンドークラシックミニ(ミニファミコン)に収録された、これら両ソフトの説明や攻略を記載させて頂きます。
『グラディウス』
この『グラディウス』は強制横スクロール(※3)のシューティングゲームで、グラディウスシリーズの第1作目となった作品です。
1980年に登場していたアーケードゲーム『ディフェンダー』と共に絶賛された、有る意味で歴史的なシューティング作品。
ステージ毎に特徴的な戦場(ステージ)となっており、多彩な敵の攻撃を様々なパワーアップで切り抜けます。
ゲーム仕様は全7ステージの無限ループ制となっています。
各ステージの開始時には“前衛”または“空中戦”と呼ばれるチュートリアル的なエリアが用意され、そこで比較的簡単にパワーアップを行うことが出来るのです。
そして各ステージの最後に到達すると、スクロールが停止と共にBGMも変り敵の総攻撃時間となります。
この総攻撃を耐え抜き突破すると、その先にボス(※4)が出現するパターンが多いようです。
また特徴の1つとして、各ステージ毎のBGMの他に空中戦専用BGMが用意されています。
ところで『グラディウス』には「復活パターン」と呼ばれるテクニックを駆使する人も居たのです。
本作はミス=全ての装備を失い復活地点からやり直す、いわば「戻り復活」が採用されています。
ところがプレイヤーの中には綿密な攻略を体系化し「復活パターン」を構築。
まさに本作にハマったファンによる高度な技だと言えるでしょう。
※3)…一部で任意の“縦スクロール”も併用。
※4)…主に“ビックコア”が出現。(上記画像ボスです)
グラディウスの裏技!コナミコマンド!
ファミコンゲームってホント裏技多いですよね。
コナミコマンドという言葉もあるくらいですから、製作者がわざとやっているかもしれませんね^^
フル装備(コナミコマンド)
ゲームポーズ中に:上→上→下→下→左→右→左→右→B→A
コンティニュー
ゲームオーバー画面で:上→下→B→A→B→A→B→A→B→A
『ギャラガ』
固定画面型シューティングゲーム『ギャラガ』は、当時ファミコンなどの家庭ゲーム機や多くのパソコンにも移植をされた人気作品です。
遊び方は自機である“ファイター”を操り、ステージ毎に現れる40機の“ギャラガ”を倒します。
ギャラガは単機で攻撃するのもあればボス(ギャラガ)と共に変体を組むもの、そして分裂し3機編隊で来るものなど様々です。
因みにボスとの編隊で護衛敵機が多い場合はボスを先に倒してもOK。
編隊で来る敵は撃破すると大目のボーナスが貰えます。
ところで『ギャラガ』には「自機パワーアップ」として、自機を2機並列に合体させた「デュエルファイター」があります。
これは1回の攻撃で2発同時に弾を発射でき、そのため攻撃範囲が広くなり、当たり判定も大きくなる優れたパワーアップです。
方法はボスが放つトラクタービームに自機を接触させ一旦捕虜(赤くなる)となります。
そして捕虜となった自機を従えたボスを倒すと、その捕虜であった自機を取り返せ「デュエルファイター」が可能となるのです。
しかしこの場合必ず“攻撃中”にボスを倒さなくてはならず、“待機中”に倒すと捕虜となった自機が敵と同じ攻撃をするようになるのでご注意下さい。
次回は『ドクターマリオ・パックマン』の攻略や説明をさせて頂きます。