
http://www.akisane.com/entry/FinalFantasyVI-CharacterLove
ファイナルファンタジー、またの名を略してFF(エフエフ)・・・。
それは、我が国日本が誇る世界規模で高い知名度を誇るゲームのタイトルであり、シリーズでもある。
そう、それは得てしてこのゲームをやったことがあるやなしや以前の問題でもあり、この名詞を知らない人間の方が珍しいといわれてしまうくらい、あるいは、それほどまでの高位なる誉れ高きゲームでもある。
そんな大々的な傑作シリーズの1つである、「ファイナルファンタジー(以下FF)6」が、なんと10月5日に発売予定のミニスーファミ21種タイトルの1つとして、移植されるというのです!!
というわけで、今回は「FF6」の攻略や裏技などはもちろん、このゲームの誇る「すべての人がなす術もなくのめり込んでしまう素晴らしい内容」についても説明していこうと思います。
※ミニスーファミでもあの裏技が適用されちゃいました!!
FF(ファイナルファンタジー)とは!?
古き良きファミコンの時代である1987年、メディアでは高橋名人や毛利名人などのアクション、シューティングゲームの達人たちが一世を風靡していた頃、スクウェアはこの壮大なるRPG、FFシリーズの祖である「FFⅠ」を発売していたのでした。

http://cslbook.com/game/4566/
当然のことながら、このFFⅠは空前の大ヒット、翌年すぐにシリーズ続編であるFFⅡの開発に着手し、とんとん拍子で次々とFFシリーズの礎を構築していくこととなりました。
そして、このFFシリーズの1番のポイント、それは同じFFなのにストーリー上の繋がりがなく、それぞれが個々に独立した世界観で成立しているという点です。
また、ファイナルファンタジーという名前の由来についても、ファミコンソフト開発当時は経営難であったスクウェアが、「最期の希望」という意味合いで付けた名前であるといわれています。
しかし、開発者の坂口博信氏は、「いや、確かに当時は経営難だったが、最初にFがつけば何でもよかったのかも・・」というようなコメントもしているらしいのです。
よって、名前の由来は「FF」というように、最初からこの略式を重視して名づけられた説が今のところ一番有力なようです。
さて、1987年のFFⅠの発売から約7年後の1994年、今回紹介するこの「FF6」が販売されたわけですが、このとき既にこのFFシリーズは、エニックスの誇る日本最大シェアとも言われる「ドラゴンクエスト」シリーズと肩を並べる2大RPGとしての成長を成し得ていたのです。
その目覚ましい発展と成長から生み出されたスクウェアの真骨頂、それこそがこの「FF6」というわけなのです!
FF6の世界観とは!?

http://cslbook.com/game/5076/
どんなゲームでもプレイしていく上で重要な要素は、ストーリーや世界観です。
今回のこの「FF6」、その世界観はクリスタルと魔法がメインになっています。
どのFFシリーズもストーリー上に全く繋がりがないものの、クリスタルにおいては全シリーズ共通であり、それは必ず重要なポイントとして、その形や役割をシリーズごとに変化させながらプレイヤーをFFの世界観に「成す術なく」導いてくれます。
「FF6」の世界の中で、魔法はどのようにして生まれ、そしてどのようにして失われていったのか?
また、機械が発達したこの世界の中で、魔法の力で滅んでしまった本当の理由とは?
そして、今作のカギとなる魔法と召喚獣との関係性とは?
総勢14人にものぼる主要キャラクターたちを使い分けながら、敵との戦いを繰り広げ、それぞれのドラマチックな展開を垣間見ていくうちに、崩壊した世界の真の理由に迫っていくのです。

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今回の「FF6」、それはスーパーファミコン史上、最もクオリティの高いRPGとして評価できる、スーパーファミコンにおける最高のエンターテインメントともいえるでしょう。
FF6のストーリーや攻略について
FF6の世界では、魔法が一切使えない「魔法自体が滅んでしまった世界」という設定になっています。
だから、誰一人として魔法を使える人間がいなかったのです。
そんな中に、生まれもって魔法の力を備えているといわれた少女がいました。
しかし、その少女は何も覚えておらず、また、何も思い出せませんでした。
そんな記憶喪失の少女と、トレジャーハンターの主人公が出会うところから、物語は始まっていきます。
機械の力を駆使して国を構えた王様と、その弟の力を借りて、魔石と呼ばれる魔法の源のかけらを集めていくのが、序盤のメインストーリーとなってきます。
当然、FFシリーズでは欠かすことが許されない「モーグリ」や「チョコボ」も存在し、主人公たちの冒険の大きな助けとなっていくのです。

https://matome.naver.jp/odai/2134494139004352001
では、FF6の世界では最初から魔力を持っている少女以外は魔法が使えないのか?
というと、そういうわけではなく・・・魔石を装備することで魔法を使えるようになり、敵を倒していくうちに熟練度が上がっていき、魔法を習得することもできるのです。
また、この魔石の存在が今作の攻略の大きなポイントとなってきます。
魔石には、それぞれ召喚獣が封印されていますが、一部の魔石には装備した状態でレベルを上げると、召喚獣の持つ特定の能力に応じて、そのキャラクターも特定のステータスが強化できるという魔石も存在しています。
つまり、ステータスをあげる効果のある魔石を持たない状態でレベルアップしてしまうと、キャラクターがあまり育ってくれないのです。
ステータスをあげることのできる魔石を見つけたら、レベルアップ時には常に魔石を装備させることが重要です。

https://altema.jp/ffrk/431-57628
どちらかというと、このFF6は前作FFⅤよりも「ストーリー性>攻略性」という感じになっていますので、ものすごく攻略が難しい場面はそこまではありません。
誰でも頑張れば解ける謎や、レベルや魔法の習得を怠らなければちゃんと勝てるボスしかいないので、ストーリー性を重視して考えるならば、かなり遊びやすい仕様となっているのではないかと思いますね。
FF6には職業(ジョブ)がない!?
14人のキャラクター、その個々の能力自体が職業(ジョブ)のようなものになっています。

http://renote.jp/articles/9062/page/3
トレジャーハンターもいればマシーナリーや格闘家、魔法剣士、アサシン、ものまね師など、14人がそれぞれの職能と特技を持っているのです。
また、当然ながら扱える武器や防具なども大きく違ってきます。
たとえば、マシーナリーのエドガーなら武器は主に機械系、サムライのカイエンなら主に刀といったような感じですね。
さらに、個々に職能が違うことから戦闘時に発動する必殺技の使用方法や効果にも大きな違いが存在します。
マッシュなら、必殺技発動はコマンド入力成功が必須である場合や、セッツァーならスロット演出で絵柄が揃うことが必須である場合などです。

http://mibumibu00.blog112.fc2.com/blog-entry-1229.html

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ちなみに、カイエンの必殺技の名前は変更可能で、これは変更後の名前です。
そして、これらもゲームの攻略やその後の展開などを大きく左右する重要なポイントなので、どの場面で誰を使うか?その選択が大きなカギとなってくることでしょう。
14名のキャラクターと職業(ジョブ)をまとめてみました。
- ティナ…魔導戦士
- ロック…冒険家
- エドガー…マシーナリー
- マッシュ…モンク
- シャドウ…アサシン
- カイエン…サムライ
- ガウ…野生児
- セリス…ルーンナイト
- セッツァー…ギャンブラー
- ストラゴス…青魔導士
- リムル…ピクトマンサー
- モグ…モーグリ
- ゴゴ…ものまね士
- ウーマロ…雪男
もはや野生児とか雪男って職業ではないですよね。
FF6の裏技とは!?(閲覧注意!!)
FF6の裏技に関しても、やっぱりバグ技は存在します。
ミニスーファミ移植にあたって、おそらく修正されてしまう可能性も強いのですが、使い方次第では結構戦闘面で役に立つので、あえてバグ技を含めて今回は4つほど紹介いたします。
普通は装備できないものを装備してしまうことでスゴイことになる?!
- まず装備させたい場所に装備できるものをなくします。
- 次に装備させたいものをアイテム欄の一番右下にあえて配置します。
- 装備コマンドで最強を選びます。
すると一番右下に動かしておいたアイテムが、普通に装備できてしまいます。
また、装備したアイテムによって効果は様々がありますが、そのキャラの腕にポーションなどの攻撃用ではないものを装備させて、バトルをしてしまうとその瞬間にバグってしまうので、装備させるものには最新の注意を払いましょう。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
ちなみにおススメは機械系の武器です。
バグがあまり発生しない上に、防御がMAX値になるものが多いので敵の攻撃を序盤からほとんど受けずに結構さくさく進めた記憶があります。
※この裏技…ミニスーファミでも使えてしまいます!防御・魔法防御が簡単に255になります。
この無修正を、
- 「よく初期のままのシステムにしてくれた」
- 「これだけでミニスーファミ買いたくなる」
と、喜んでいる声も多いです。
最強の剣はなんといってもライトブリンガー!?
世界崩壊後、ロックを仲間にした後、炭坑都市ナルシェの武器屋の奥にいるじいさんからラグナロクをもらいましょう。
実はラグナロクをコロシアムで賭けるとライトブリンガーになるのです。
この武器は、力・素早さ・体力・魔力が7上昇し、物理回避率・魔法回避率が50%上昇し、さらには、MPを消費して(8くらい)クリティカルが出て、なんと追加でホーリーも発動することがあるすさまじい剣なのです。
ゲームの前半で「ウィークメーカー」を使える!?
通常、「ウィークメーカー」という機械系の武器は世界崩壊後のフィガロ城で買うのが最短の入手法なのですが、これをゲーム前半部分である世界が崩壊する前に入手できる方法です。
この機械、敵に無理やり弱点をつけるという、とんでもなく役に立つ機械です。
まず帝国城脱出のときに、襲ってくるクレーン(右)から「ぬすむ」で入手できます。
でも確率は劇的に低いので、ここで絶対に手に入れたい人は、辛抱強くねばるほかありません。
もしくは、魔大陸上空でのボス戦(機械のやつ)のときに、ミサイルポッド(下)から「ぬすむ」こともできます。
ちなみに、こちらは確実に盗めます!
で・・どこでこれを使うのか?というと・・・それはとうぜん、魔大陸のボス「アルテマウェポン」戦でしょう。
このボスは、前半で出てくるレベルではなく、結構強いのです。
「パワー全開!」や「フレア」、「クエイク」「トルネド」「フレアスター」「マインドブラスト」など、平気な顔して使ってきます・
というわけで、弱点をつけて素早く倒すのがクレバーな方法です。
まぁ、特にこれだけのため…でしょうかね。
まさにチート級…バニシュ→デス!
- バニシュ…透明状態にする魔法。
- デス…即死効果がある魔法。
FFのモンスターのほとんどは即死魔法のデスに耐性があります。
ボスモンスターはほぼ全員即死耐性を持っているでしょう。
ボスが一撃なんてあっけないですもんね。
しかし、FF6はある事をすればデス(即死)で倒せます。
バニシュで透明状態にすると、即死耐性を無視して即死攻撃を当てる事が可能です。
バニシュ自体効かない敵には通用しませんが、ボスを含むほとんどのモンスターには効きます。
かなりのゲームバランスを崩す裏技ですので、さすがにスーファミミニでは修正が入っていると思います(そう願います)。
※スマホアプリのFF6ではこの裏技は使用出来ません。
まとめ
このFF6の最大の魅力は、戦闘システムや魔法の概念なども当然のことながら、やはり細部まで行き届いている、ドラマチックなストーリー性にあるのではないでしょうか。
14人のキャラクターにそれぞれの思いやドラマがあり、それらがゲームを進めていくたびに、次々と明かされていくという展開、その構成力にも圧巻です。
そう、最初はちりばめられていたバラバラのエピソードたち、その1つ1つが時間を隔てて前後しながらもくっついていき、最後は大きく壮大なパズルとしてプレイヤーに怒涛の感動を与えてくれるのです。
この感動は、実際にプレイしてみなければ説明しがたいことであり、これがゲームという限られた規模の中で、よくもここまで再現できたものであると感服せんばかりの完成度といっても過言ではありません。
また、操作性、攻略性、ゲーム性、ストーリー性のバランスの良さにおいても、スーパーファミコン史上、これに勝るものはないといってもよいくらいでしょう。
ミニスーファミの21種類のタイトルになぜ選ばれたのか?その答えこそが、まさにこれなのです!
プレイしたことがある方はもう一度、そしてプレイしたことのない方にはぜひとも体験してほしいこの感動を・・・このFF6で味わってみてください!
ミニスーファミ全タイトル21本収録の詳細はこちらに全て紹介していますので、是非ご覧くださいませ!
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ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンの収録ソフトタイトル一覧!
ミニスーファミのソフト一覧をまとめました!21ソフトタイトル収録されます。
主観になりますが、各ソフトのご紹介と、詳しい説明も載せております。たくさんの名作がありますよ!
各ソフトタイトルの発売日もご紹介!