最近連日ニュースでやっている「ヒアリが中国から日本に上陸!」
ヒアリの侵入経路は中国輸入物からです。
中国から輸入したコンテナに入っており、コンテナを保管している港付近からヒアリが繁殖しています。
ヒアリは猛毒を持っているので刺されると最悪死に至ります…。
めちゃめちゃ怖いですね。
そこで今回は【ヒアリの特徴、ヒアリに刺された時の症状、対処方法、普通の蟻とヒアリの見分け方】をまとめました。
ヒアリの特徴
ヒアリは普通の蟻とは違いお腹に毒針を持っています。
ヒアリはその毒針で人を直接刺す、世界の侵略種100にもランクインされる危険な外来種アリです。
そしてその毒針に刺されると火傷のように痛むことからヒアリ(火蟻)と呼ばれています。
ヒアリの生息地は主に南米です。南米からアメリカや中国などに侵入して増えています。
ヒアリは日の当たりの良いところに巣を作ります。
ヒアリの巣は砂を一盛りしたような蟻塚を作るので一目見れば分かります。
日の当たりの良い所と言えば庭先や公園などです。
砂が不自然に盛っている所を見つけたらヒアリかもしれないので気を付けましょう。
ヒアリに刺された時の症状
ヒアリに刺されるとどんな症状になるのでしょうか。
軽度~最悪までの症状をまとめました。
軽度の症状 → 「火傷」と感じる激しい痛みかゆみで10時間程で刺された場所から膿が出てきます。
中度の症状 → かゆみがあるじんましんが体の全身や刺されたところに出てくる。
重度の症状 → 呼吸が苦しい、血圧が低下する、意識が朦朧とする、血を吐く。
最悪の症状 → アナフィラキシーショックで死に至るかもしれない。
以上がヒアリに刺された時の症状です。
最悪の場合はなかなかないみたいですね。
日本のニュースが誇張しているみたいでアナフィラキシーショックで死に至ったケースはほとんどないようです。
しかし、他の症状を見てもヒアリに刺されると猛毒が身体に入ることが分かります。
ヒアリに刺された時の対処方法
ではもしヒアリに出会って刺されてしまったらどうすればいいのでしょうか。
まずヒアリに刺されたら火傷の様な痛みが出る事からすぐヒアリに刺されたと分かります。
もし分からない体質であったのであれば、上記のヒアリ特有の症状が一つでも出たなら疑った方がいいかもしれません。
日本ではヒアリはまだ侵入したばかりなので対処方法の情報はそこまで多くありません。(怖いですね)
なので一刻も早く病院に行くのがベストな対処方法です。
また、病院に行くまでは絶対に安静にし、刺された患部を流水でキレイに洗い流し、保冷剤や冷やしタオルで冷やしましょう。
患部を叩いたり、掻いたりしては絶対にいけません。
なぜこの対処方法をするかというと毒が身体に入るのを防ぐ為です。
患部を綺麗に洗い流すことによって毒を周りにくくする。
掻いたり叩いたりすると毒が周ってしまうかもしれないからです。
ヒアリを駆除する方法
自分がよくいる庭や公園にはヒアリが巣を作っているかもしれません。
ヒアリを見かけたら駆除するとともに環境省に連絡しましょう。
環境省に連絡すればプロ達がヒアリを駆除してくれますがいつくるか分かりませんのですぎに自分で駆除した方がいいですね。
ヒアリを駆除する方法は
です。普通のアリ用の殺虫剤でヒアリは死にます。
特にキンチョールの殺虫剤は強力なので一番効果があります。
他の殺虫剤だと効かない場合があります。
またこの殺虫剤は庭に定期的にスプレーしておくだけでヒアリを寄せ付けない予防効果もあります。
私んちの庭にも定期的にスプレーしていますので効果は実証済みです。
ヒアリの見分け方
日本の普通の蟻とヒアリの見分け方を覚えておけば、外で蟻を見ても安心です。
まずはヒアリの画像を見ましょう。
画像参照元http://turedurenaru3.seesaa.net/article/451598948.html
まず普通の蟻と違うのはお腹に毒針がついているところです。
しかし、この毒針はヒアリのお腹にしまえるので出ていない時があります。
次の違いはお腹の少し上にある二つのこぶです。
普通の蟻にはこのような二つのこぶはありません。
次の違いは体色です。日本の普通の蟻は黒いですがヒアリは赤茶色をしています。
アリを見かけて少しでも赤かったら気を付けましょう。
体の大きさは2.5~6mmと普通の蟻と大差ないので違いにはなりません。
最後の違いは触覚の先端です。
ヒアリの触角は普通の蟻に比べてこん棒状になっています。
以上の違いを把握してから外遊びをするとヒアリの被害を受けずに楽しく遊べます。
ぜひヒアリの生態を把握して
を買って安全な生活を送りましょう^^