人間の天敵ゴキブリ、めちゃくちゃ気持ち悪いですよね。
なるべく見たくないのにどうやっても家に入ってきます。
私はゴキブリ対策グッズだけでは不安で不安でしょうがない日々を送っています。
そこでふと思ったのですが、ゴキブリにも天敵の動物や昆虫がいるはず。
天敵を増やせばゴキブリも寄ってこないんじゃないか。
本末転倒な気がしますが、今回は「ゴキブリの天敵動物・昆虫一覧」をまとめました。
最強ゴキブリハンター「アシダカグモ」
アシダカグモはアシダカグモ科に属するクモの一種で、人家に生息する大型のクモです。
普通のクモとは違って糸を出して巣を作ったりはしません。
俳諧型のクモなのでエサは自分から狩にいきます。
ゴキブリの天敵として有名で、素早い動きのゴキブリも一瞬に捕獲してエサにします。
アシダカグモの発生は近くにゴキブリがいることを意味します。
クモが嫌いな人もいますが、ゴキブリの嫌いな人には非常に頼れるハンターです。
ゴキブリが苦手な人はアシダカグモを発見したら見逃すべきです。
蜘蛛も苦手な人はゴキブリに一番効果があるブラックキャップを使いましょう。
おもちゃのようにゴキブリを追い掛け回す「猫」
飼われていても猫の狩猟本能は天性のものです。
猫は餌をおもちゃにする習性があり、どんな素早い動きの昆虫でも、飛んでいるセミや蝶なども捕獲することができます。
猫を飼っている家にはゴキブリが出ないといわれていますが、ゴキブリを発見した猫はすぐに飛び掛かって捕まえたり逃がしたりを繰り返します。
素早い動きのゴキブリも猫の俊敏さにはかなわず、叩かれたりかじられたりした挙句にとどめの一撃で仕留められます。
ゴキブリは猫の餌になるので食べられますが、定期的に餌を与えられている猫であれば、満腹の時はゴキブリを見つけてもおもちゃにして遊ぶだけで食べないこともあります。
仕留められたゴキブリが片付けられず、放置されたままの時もあるので猫を飼われている人は充分注意する必要があります。
見た目が不気味な「ムカデ」
見た目の気持ち悪さではゴキブリにひけをとらないのがムカデです。
ゴキブリがいる場所には必ずムカデも生息しています。
ムカデはゴキブリと同じようにじめじめとした湿気が多く暗い場所を好み、昆虫や残飯をあさって食料にします。
人家に生息するムカデは肉食ではなく雑食で、同じような環境を好むゴキブリも捕食します。
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ゴキブリの嫌いな人がムカデを好きになる可能性はほとんどないと思われますので、ゴキブリ対策をすることでムカデ対策にもなります。
ゴキブリが好みそうなところを極力なくすことが第一で、定期的に殺虫剤を焚くことで、ムカデとゴキブリを同時に駆除する方法もあります。
大事なことはゴキブリもムカデも同じような環境が好きで、ゴキブリを見かけたらムカデもそこにいると考えて注意する必要があります。
最大の天敵は我々「人間」
人間ほど昆虫に神経質な生物は他にいません。
人間は生活する領域を他者に邪魔されるのを非常に嫌がります。
人間はいったん自分の平穏な生活が邪魔される危険性があることを知ると、徹底して執拗な攻撃を繰り返します。
一匹のゴキブリを発見しただけで、無数にゴキブリ用の罠を仕掛けたり殺虫剤を用いて全滅させようとします。
アシダカグモや猫に限らず、人間ほどゴキブリにとっての脅威はありません。
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アシダカグモや猫であればうまくすれば逃げることもできるかもしれませんが、人間に見つかったらどこに隠れようが息の根を止められます。
ゴキブリと人間が共存できる可能性は皆無なので、今後も人間が住む場所がゴキブリに脅かされる場合は徹底した対策が講じられるはずです。
人間が最も嫌いな存在のゴキブリの天敵は、人間なのです。
人間のゴキブリ最強兵器は「ゴキクリン」です。
ゴキクリンは一切ゴキブリを寄せ付けないので姿を見ることもありません。