海外製ながら、日本でのシェア率が非常に高い加熱式タバコ「アイコス」。
そんなアイコスのスティックが使えるというEFOS(イーフォス)は、2017年末に登場したにもかかわらず、すでにYouTubeで取り上げられるなど、急激に注目されています。
そして日本のJTが販売しているPloomTECH(プルームテック)もまた、紙巻きタバコの最大手が出しているということで注目を集めました。
そこで今回は、イーフォスとプルームテックを比較し、どちらがおすすめなのかをご紹介します。
・EFOS(イーフォス)の特徴
まずイーフォスの特徴を見てみましょう。
イーフォス最大の特徴は、温度調整ができるということです。
イーフォスには低温モードと高温モードの2種類があります。
温度を切り替えればスティックの味わいも変わるため、気分によって味を換えながら楽しめます。
実は温度調整機能が付いた加熱式タバコは珍しいものなのです。
というのも加熱式タバコは、高温になることで内部の機械が破損してしまうことがあります。
つまり高温モードなどを搭載してしまうと、すぐに故障につながる恐れがあるのです。
しかしイーフォスは高温に強く、温度調整機能が搭載できたのです。
そして高温に強いという特徴によって、もう1つ特徴が出てきました。
それが5本連続で吸えるというものです。
やはり連続で使えば使うほど、本体は高温になっていきます。
それだけ故障のリスクが高まるのです。
この連続使用という特徴も、イーフォスならではと言えます。
また連続で使えながらも、アイコスのスティックが楽しめるというのは、アイコスユーザーにとって画期的なものです。
アイコスは構造上、1本ずつしか吸えません。
それに不満を抱いていたアイコスユーザーは多いものです。
そのためアイコスからイーフォスに乗り換えたという人も少なくはありません。
・PloomTECH(プルームテック)の特徴
プルームテックの特徴は、その見た目からもわかるように、紙巻きタバコに近い形で使えるということです。
アイコスにしてもグローにしても、また今回のイーフォスにしても、タバコに近い味わいを楽しめることには違いありませんが、使い心地は紙巻きタバコとは異なってしまいます。
しかしプルームテックは形状が紙巻きタバコとほぼ同じ。
今まで紙巻きタバコを吸っていた人でも、抵抗なく使えるようになっています。
そしてクリーニングが必要ないことも特徴です。
加熱式タバコは、スティックから出るカスと水蒸気によって、本体内が汚れやすくなっています。
その汚れを放置してしまうと、汚れが焦げてしまうことで風味を損なったり、スティックがうまく刺さらなくなったり、最悪の場合は故障につながったりします。
そのため定期的なクリーニングが必要となるのですが、プルームテックはクリーニングが必要ないのです。
というのもプルームテックは、専用カプセル、カートリッジ、バッテリーで構成されています。
バッテリーは当然汚れるものではありませんし、専用カプセルは使い終わったら処分します。
そしてカートリッジも、カプセル1箱分を使い切った段階で交換します。
酷く汚れてしまうパーツがないということです。
唯一クリーニングの必要性があるとすれば、口を直接つける部分です。
ここは清潔を保った方が良いので、使うたびにアルコールなどで拭いておくと良いでしょう。
しかし電子タバコの中でも非常に使いやすいといえるのではないでしょうか。
・EFOS(イーフォス)とPloomTECH(プルームテック)どっちがおすすめ?
イーフォスとプルームテックの特徴を見てきたところで、どちらがおすすめなのかを判定していきましょう。
おすすめなのは、イーフォスです。
まずクリーニングの部分は共通しており、イーフォスは綿棒で軽くふくだけでクリーニングが完了します。
クリーニングが全く必要ないわけではありませんが、プルームテックも使うたびにアルコールで消毒することを考えれば、特別イーフォスのクリーニングがネックになるとは思えません。
そしてイーフォスは温度調整機能が優れており、プルームテックは紙巻きタバコに近い形で使えるというメリットがありました。
ここまでほぼ互角と言えます。
しかし味の面で、イーフォスが1歩リードしました。
イーフォスは非常にタバコに近い味わいになっており、喫煙者でも満足して吸えます。
それに対してプルームテックの味はそれほど評判が良くありません。
もちろん好みの問題もあるでしょうが、今まで紙巻きタバコを使っていた人であれば、イーフォスの方が好まれるでしょう。
そのためイーフォスをおすすめとさせていただきました。
・まとめ
イーフォスとプルームテックの特徴から、どちらがおすすめかを見ていきました。
イーフォスとプルームテックでは形が大きく異なるため、比較しにくい部分があることは確かです。
しかし使い勝手の良さにスポットを当ててみると、イーフォスの方が良いという結果になりました。
加熱式タバコの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。