デジカメ全盛期である現在、富士フィルムが展開するインスタントカメラ「チェキ」のシリーズは依然として大人気で、若者をはじめ大人まで沢山のユーザーが存在します。
チェキといえば、文字もイラストも描けるホワイトフレームのフィルムをイメージされる方が多いですが、実際には柄や色合い、キャラクター入りなどバリエーションは豊富です。
定番のフィルムとして「instax mini」が挙げられますが、このフィルムは全部のチェキに使えるのでしょうか。今回は、チェキのフィルム「instax mini」について詳しくご紹介します。
instax miniのフィルムは他のチェキでは使えない?
チェキのカメラには、大きく分けると2種類のシリーズがあります。
その一つが「instax mini」シリーズで、もう片方がワイドサイズの「instax WIDE」と呼ばれるシリーズ。
「instax mini」のフィルムは名刺に近い大きさで、量販店や雑貨を扱っている店舗などでも購入できますが、ワイド型のチェキのカメラでは使えないので注意が必要です。
なぜならWIDEシリーズは、一般的なチェキと比べて2倍の大きさのフィルムを使用するからです。
こちらのシリーズを使ってチェキを楽しみたい場合は、専用のフィルムを別途用意する必要があります。
同様に「instax SQUARE SQ10」を利用したい時も専用フィルムを使用しないといけないので、チェキを使用する時はフィルムの種類に注意しましょう。
instax miniのフィルムにはたくさんの種類が!
フィルムサイズが86×54mm、画面サイズが62×46mmとなっている「instax mini」フィルム。
カード型のチェキフィルムで、無地が定番ですが色々な柄が付いている種類も沢山発売されています。
また、カラーだけでなくモノクロタイプも登場しており、撮影する場面に応じて使い分けできる点も魅力。
人気が高いシリーズとしては、クマのキャラクターデザインが入っているタイプがあり、女性をはじめ家族で使用するユーザーからも人気です。
他にも、ストライプやシャイニースター、ステンドグラス、エアメールやキャンディーポップなど、フレームデザインは多彩で非常に多くの種類があります。
気に入った種類を何個か購入しておいて、演出したい雰囲気に合わせてフィルムを選ぶのも楽しみ方の一つです。
instax WIDE用のフィルムは?
手軽に写真が撮れるチェキのシリーズの中で、「instax WIDE」はワイドタイプの機種。
先ほども触れたように、「instax WIDE」には専用のフィルムがあります。
それが「instax WIDE」フィルムで、フィルムサイズは86×108mm、画面サイズが62×99mm。「instax mini」フィルムの2倍のサイズが特徴で、細かい部分についてもクリアに見える点がポイントです。
撮影した人物の表情もしっかり写るため、イベントでの撮影にも最適ですし、アウトドアでの撮影とも相性が抜群。
風景などもクリアに写せます。
特別な思い出を残す際に重宝するサイズとして、パーティなど大人数での撮影も1人1人の表情がよく分かります。
存在感のあるサイズは、ウェディングなど多くの人が集うシーンでも大活躍するでしょう。