アイロボット社から販売している「ルンバ」今や多くの家庭に普及しています。
「高額だけどルンバが欲しい!」という奥さんが年々増加しています。
ルンバを購入してから「掃除機を全くかけなくなった」という家庭もあるかもしれません。
そんなルンバにはいくつかの種類があります。
ルンバは種類によって、どのような違いがあるのでしょうか。
また実はルンバ以外にもロボットクリーナーがあります。
今回は「ルンバ全種類とルンバじゃないロボットクリーナーの違い」を比較していきます。
・ルンバの種類一覧(各性能の説明)
ルンバには様々な種類があります。
大きく分けると「600」「800」「900」という3つの種類です。
過去には「500」と「700」というシリーズがあり、現在でも在庫を取り扱っている店舗もあるかもしれませんが、基本的には廃盤となっています。
現在販売されている3種類は、さらに細かく分類されます。
現時点での最新機種は「600」シリーズが「641」と「690」という名称。
「800」シリーズが「890」という名称。
「900」シリーズが「960」と「980」となっています。
ではそれぞれを見ていきましょう。
ルンバ600シリーズ
まず「600」シリーズは、ルンバの中で最も安価なモデルで、価格は4万円台です。
ただ安価といっても性能が悪いわけではなく、「690」に関しては掃除の時間指定ができるようになるなど、性能が向上しています。
ルンバ800シリーズ
「800」シリーズは、ルンバの中位モデルで、価格は約7万円。
ローラーが特殊であるため、ゴミが絡まることがなく、安心して掃除を任せられます。
ルンバ900シリーズ
最後が「900」シリーズ。
これはルンバの最上位モデルで、価格は10万円を超えることもあります。
その価格の分だけ性能も高く、最も綺麗に掃除をしてくれるのは「900」シリーズと言えます。
・ルンバ全種類の違いを比較
上記で紹介した全5種類を比較してみます。
まず「641」にはスケジュール機能が搭載されていません。
そのため時間指定をしての掃除ができなくなっています。
またWi-Fi機能もなく、スマホから操作することもできません。
「641」以外の4種に関しては、スケジュール機能もWi-Fi機能も搭載されています。
最も安いのは「641」ですが、機能面で見ると他の4種を選んだ方が良いでしょう。
そして他の4種に関してですが、今まではスケジュール機能とWi-Fi機能は上位モデル特有のものだったのが、全てのモデルに搭載されたことで、機能面の違いが目立たなくなりました。
ただし、「890」には特殊ローラー、「960」「980」にはカメラによる分析機能が搭載されています。
安価で手に入れたいという方は「690」。
少し広めの家に住んでいるという方は「890」。
とにかく高機能なものが欲しいという方は「960」か「980」がおすすめです。
・ルンバ以外のおすすめロボットクリーナー
ここまでルンバをご紹介してきましたが、ロボットクリーナーはルンバだけではありません。
そこでルンバ以外のおすすめロボットクリーナーを2つご紹介します。
可愛いロボットクリーナー マカロン
1つ目はV-BOTのロボットクリーナー「マカロン」です。
このマカロンは、その名の通りマカロンを思わせる可愛らしいデザインが特徴。
サイズも直径が24.2センチと、非常に小型なので、収納する際も場所をとりません。
それでいて最大12畳の部屋を、約45分で掃除してしまう優れもの。
さらに価格は税込み7,480円という安さ。
数万円するのが当たり前のロボットクリーナーですが、ついに1万円以下で購入できるようになったのです。
1人暮らしをしている女性などには特におすすめです。
最強性能のロボットクリーナー マキタ
そして2つ目はマキタのロボットクリーナーです。
1つ目のマカロンとは打って変わって、本格派のロボットクリーナーとなっています。
というのも、こちらは業務用としても使えるもので、連続駆動時間は約4時間。
どんなに広い空間でも、しっかりと掃除してくれます。
ダストボックスの容量も2.4リットルと大容量なので安心です。
また吸引ファンをオフにすることで、大きなゴミだけを短時間で掃除することも可能になります。
場合によって使い分けができるのもうれしいところです。
さらに落下防止センサーが2か所、障害物検知用の超音波センサーが8か所など、しっかりとした作りになっているのも特徴です。
価格は税込み124,200円とお高めですが、広い家に住んでいる方や飲食店を経営している方には非常におすすめです。
・ルンバシリーズとの違い
紹介した2つのロボットクリーナーとルンバを比較してみます。
まずマカロンですが、ルンバと比較して圧倒的に安いです。
性能で言えばルンバの方が良いですが、少し使えれば良いという場合でも、ルンバは最低4万円くらいはします。
またサイズも大きめなので、場所をとってしまいます。
それほど部屋が広くなく、少し使えれば満足という場合には、サイズも小さくて安いマカロンの方がおすすめです。
そしてマキタのロボットクリーナーですが、こちらはルンバと比較しても圧倒的に性能が高いです。
そもそもルンバは家庭用として作られているため、それほど広い空間には対応していません。
飲食店などで使うのであれば、マキタのロボットクリーナーの方がおすすめです。
また価格はルンバの「900」シリーズと同じくらいです。
「大は小を兼ねる」と考えるとマキタのロボットクリーナーの方が良いのかもしれません。
・ルンバ まとめ
ルンバをはじめとしたロボットクリーナーをご紹介しました。
ルンバには本当に様々な種類があるんですね。
使う部屋の広さや、欲しい機能によって選んでみてください。
またルンバ以外にもロボットクリーナーはあります。
安価で良ければマカロンがおすすめですし、飲食店を経営していてロボットクリーナーを使いたいというのであればマキタのロボットクリーナーがおすすめです。
ロボットクリーナーを購入する際は、ぜひ参考にしてみてください。