場所がわからない時、今では便利になったものです。スマホ1台あれば、地図を簡単にみることができます。
自分が今いる場所も表示してくれますし、目的地までの道案内もしてくれるので例え地図を読めない人でも安心です。
それは国内に限ったことではなく、むしろ海外での方が地図を使う頻度は高いかもしれません。海外でも、今使っているスマホをそのまま持っていき、そのまま使うことができます。
しかし日本と海外のスマホの料金体系は当然ながら異なります。海外でスマホを使って、高額の通信料を請求されたというケースを耳にしたこともあるかもしれません。
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海外でLINEを使うと通信量が高額に?安くするための方法は?
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地図アプリで有名なGoogleマップも同様で、使い方を間違えると莫大な請求が来る可能性もあり、使用には十分と気を付けたいところです。
そこで今回はGoogleマップのオフライン地図でデータ量を気にせず使う方法を紹介します。またスマホを海外で安く使う方法もご紹介します。
海外でのスマホ利用時の注意点
最近は無料アプリが増えてきました。
地図で言えばGoogleマップもそうですし、多くの人が利用しているLINEも無料です。またゲームアプリも無料のものがほとんどです。
アプリ市場のデータを提供しているApp Annie(アップアニー)によると、日本人の平均アプリ所有数はなんと100本以上で世界ナンバーワンとのこと。
それだけ日本におけるアプリの使用頻度が高く、また依存性も高いということが読み取れます。
ほとんどの方が無料アプリでゲームをしたりSNSを使用したりしている状況ですが、この「無料アプリ」という言葉がなかなかの曲者です。
「課金をしなければお金がかからない」と考えてしまい渡航先でもアプリを起動してしまい思わぬ出費を強いられた、なんてことも。
現在、大手キャリアではこのような事態を防ぐために「海外パケット」なるプランを用意しています。
各社足並みを揃えるような金額で、25MBまでは約2,000円、それ以上は約3,000円の上限で使用することができますが、それでも3泊4日の海外旅行で1万円以上もの追加請求が発生してしまいます。
これでは慣れない旅先で道に迷ってしまっても、うかうかGoogleマップの起動もできないですよね。
Googleマップのオフライン地図とは
そこで登場するのがGoogleマップアプリのオフライン地図という仕組み。
これはあらかじめ地図データをスマホに保存することで、通信をせずに見られるというものです。
使い方と注意点について解説をしていきます。
①オフライン地図のデータ保存方法
オフライン地図はスマホのローカルにダウンロードをしておく必要があります。海外でオフライン地図をダウンロードしようものなら通信料金がかかりますので、データ保存は旅行に行く前に日本で行ってくださいね。
オフライン地図の保存方法
- Googleマップのアプリを開く
- Googleアカウントでログイン
- ダウンロードしたいエリアを検索
- 詳細情報が表示されるので「ダウンロード」
オフライン地図のダウンロード方法はこれだけです。あとは任意のエリア名を入力すれば保存できます。
こうしておけば、海外で通信したくない時はもちろん、トンネル内など圏外になるような場所でも地図を見ることができます。
②未対応エリアも存在する
Googleマップのオフライン地図は、海外旅行の際に非常に便利です。
しかし日本国内の一部地域や、アジアの一部地域などは未対応になっています。
もしかすると、旅行先のエリアがオフライン地図を保存できない可能性もありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
リアルタイムでGoogleマップを使いたい場合
Googleマップのオフライン地図は、未対応エリアがあることもデメリットになりますが、もう1つデメリットがあります。
それは道案内などができないということです。
通信をしないのですから当然現在地も表示できませんし、目的地までの道のりも表示できません。オフライン地図はいわば紙の地図をスマホにそのまま入れたようなものなのです。
そのため、慣れない海外ではやはり通信をしてGoogleマップを使った方が便利です。
①海外パケット対応なら簡単な設定でOK
最も簡単な方法は先ほど紹介した海外パケットです。
海外パケットを使うにはキャリアによっては申し込みが必要ですが、専用のアプリなどを入れておけば、その場で簡単に行えます。
そして使い始める時も、そのアプリから簡単に始められます。
特に電話をしたりショップに足を運んだりする必要がないため、時間がない場合でも手軽ですが、やはり気になるのはその金額ですよね。
日本でいつもの生活を送っていて使用する通信量はおよそ50~70MBといわれています。これだと海外パケットの場合25MB超となるため、1日あたり3,000円程度の追加料金を支払う必要があります。
すでに海外旅行代で多額の出費をしている訳ですから、スマホ代は出来るだけ節約したいところです。
②レンタルWiFiでさらに格安に
そこでオススメなのが「レンタルWiFi」です。
渡航先やプラン・会社によって料金にバラつきがありますが、概ね日当たり500~1000円程度で250~500MBほどのデータ通信を行うことが可能です。
申し込みもすぐにできて、受け取り・返却は郵送または空港でも可能です。
メジャーな渡航先や時期によっては割引プランなどもあり、タイミングと渡航先が合えば300円台/日でのレンタルもあり、また1台につき5キャリアまで接続可能など複数での旅行だとコストパフォーマンスは更に上がります。
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グーグルマップを海外で使用する時の注意点まとめ
海外旅行の際にスマホで地図を使う場合の注意点や、Googleマップをデータ通信無しで使う技をご紹介しました。
Googleマップのオフライン地図は、あらかじめ保存しておくといざという時に頼りになります。
ただ、異国の地で迷ってしまった時などは、連絡を取り合うためにLINEなどのアプリを使う場面も出てきますので、やはりポケットWiFiなどをレンタルして海外旅行へ出かけることをオススメします。